雨の高野山 「御廟・お堂と町石道」

年月日 2008.11.8(土・雨)〜9日(日・雨/曇)
地域 和歌山県
山名 高野山・御廟 お堂巡りと町石道
参加人数 13名
   
行程と記録
 11/8(土) 針テラス7:20⇒(車)⇒吉野⇒(車)⇒橋本⇒(車)⇒9:15九度山10:07⇒(電車)⇒10:30極楽橋
  ⇒(ケーブル)⇒高野山10:50⇒(バス)⇒女人堂11:00→→12:10西門院13:00→→奥の院→→14:10
  西門院(宿坊)
                                                  歩行時間 2時間20分
 
 天気予報では50%の降水確率が生憎の雨となる。 初日に町石道を登る予定で合ったが取りやめて電車・ケーブルで高野山に登り、お寺とお墓見学に切り替える。
 
 雨に濡れる紅葉も盛りを迎え素晴らしい秋を展開してくれる。 女人堂から歩き出し、途中、宿坊の西門院に立ち寄り昼食をとる。 午後は宿坊としての寺社を眺め、続いてお墓の立ち並ぶ一の橋・中の橋から奥の院の弘法大師御廟へとあるく。
 
 真言密教の総本山である高野山には多くのお堂や塔が建ち並び、老杉の繁る奥の院一帯には全国の武家の墓、英霊の墓、会社の墓など大規模な墓が新旧混然とあり日本仏教の代表的な聖地が展開される。
 現在、世界遺産にも登録され海外からの観光客も多く見られたのは驚きでもあった。
 
 夜、宿坊の部屋にて仲間から明日に控えた古希の誕生日を祝っていただく。 思わぬ誕生祝いに驚き感謝するが、一方では大台にのりたくないとの複雑な気持ちもあるが抵抗しがたきことと、皆さんの気持ちに素直に感謝しましょう。
 
 以下、写真で一部を紹介する。
 

唯一残る女人堂

徳川家霊台付近の紅葉@

徳川家霊台付近の紅葉A

イチョウの落ち葉に埋まる

徳川家霊台付近の紅葉B

徳川家霊台付近の紅葉C

福智院の天井画・「竜」


宿坊・西門院の庭にあった大木の高野槇

中の橋から御廟への道


道脇にある五輪塔をかたどった苔むしたお墓

多くの武家墓所の一廓を占める

弘法大師御廟近くの水向地蔵前にて

無縁仏塚

中の橋へと
 
  
 11/9(日) 宿坊8:30→→壇上伽藍→→大門8:55→→10:05展望台10:45→→11:20矢立→→12:15笠木峠
  →→12:55地蔵堂13:30→→二ツ鳥居→→13:50古峠→→14:10六本杉峠→→15:10展望台15:20→→
  15:50慈尊院→→16:10九度山駐車場16:20⇒⇒橋本⇒⇒19:20針テラス
                                 行動時間  7時間40分   歩行時間 6時間00分
 
  期待に反し昨日よりは小雨だが残念な天候が続く。 宿坊を出て壇上伽藍の根本大塔や金堂をみて町石道の下山に入る。 金堂の道脇、森の目立たぬところに五輪塔を形どった一番目の町石があり、最後の慈尊院境内にある百八十番目の町石まで数えながらの下山が始まる。 この頃には雨もほぼやんだようだ。
 
 町はずれの大門からは一転して杉に蔽われた下山道に入る。 展望はほとんどなく単調な道を町石の数を数えてひたすら歩く。 上を走る国道と平行した山道だが36番町石で一旦国道に合流するが、すぐ別れて展望台につく。 ここで2日間分散して持ち歩いた粒あんと餅を夫々出しあいワイワイと賑やかにぜんざいをつくり腹ごしらえをする。
 
 時間を見るとやや遅れ気味、このペースではまずいぞと少しペースを上げることにして皆に通告。 袈裟掛石 矢立 笠木峠とアップダウンの道を急ぐが皆さん遅れ気味になるも快調?に進む。 108番町石を過ぎ地蔵堂で昼食、先客がおり軒先は占められていたが、幸い雨も止み草地に座り一息つく。 前方には田園風景が広がり、のどかな田舎風景をみせてくれ気持ちの安らぎを感じる。 また、ここには道中唯一のトイレが設置されており地元の人が管理清掃していただいているのだろうと思うが申し分のない清潔なトイレを利用させていただいた。 山中でこんな素晴らしいトイレにあったのははじめての経験、ありがたいことである。
 
 ここから慈尊院まで同じペースで2時間10分として15時40分にはつくだろうと計算して出発。古峠(124番町石) 六本杉峠(136番町石)を快調?にこなし160番町石を過ぎると老杉の樹林帯を出て急斜面に植えられた九度山の柿畑が広がる。 まもなく柿畑の中の展望台で最後の休憩、もうゴールもまじかとなり気も緩む。 前方には紀ノ川を挟んで橋本市と九度山町が展開しており素晴らしい風景を提供してくれる。
 
 しばらくして急斜面の滑りやすい柿畑の中の道を下って慈尊院に入る。境内下の階段道の横に1番町石を見つけ記念写真を撮る。 途中町石の欠番が何箇所かあったようだが慈尊院の関係者に聞くとすべて存在しているという。 残念ながら気づかぬままに通過したらしいが、180基の町石に満足して町石道歩きを終える。
 
 あとは九度山駅に近い駐車場まで歩き全行程を終える。 短日の秋のため日暮れまでには下山するとして途中かなり急ぎ足で歩いたので皆さんかなり疲れた一日だったと思う。
 
 帰りの車は夜のドライブとなったが、勝手しったる道との過信から大淀への道を間違えてしまい針テラスへの到着が遅れ皆さんには迷惑をかける結果となった。
  

壇上伽藍への紅葉道@

壇上伽藍への紅葉道A

壇上伽藍への紅葉道B

壇上伽藍への紅葉道にて記念に

壇上伽藍の金堂

壇上伽藍の根本大塔

道路脇の樹の中に目立たず建つ一番町石

街角に建つ3番町石

緑地に紅葉のモミジが散る

大門 この向かうから山道を下る

37番町石

餅を焼き、ぜんざいをつくる楽しそうな面々

地蔵堂前からの田園風景

地蔵堂前にて昼食 軒下は他グループが占拠

途中の山道からみた山郷

柿畑の向こうに橋本の街が

柿畑の中の展望台から 
紀ノ川を挟んで橋本市と九度山町を眺める

柿畑の中の178番町石

慈尊院手前の190番町石

最後の180番町石でゴール

180番町石を囲んで

慈尊院本堂

慈尊院と書かれた世界遺産記念碑

町石道を完歩して慈尊院境内をゆっくりと