年月日 2007.11.24(日)
地域 奈良県台高
山名 馬ノ鞍峰(1178m)
参加人数 7人
   
行程と記録
 石山寺6:00⇒⇒針⇒⇒榛原⇒⇒三茶屋⇒⇒入之波⇒⇒8:55明神谷出合(林道終点)9:15→→9:55明神滝
 10:00→→10:45かくし平→→尾根筋(980m)→→11:45ニセピーク(1073m)→→12:05馬ノ鞍峰(1178m)
 12:50→→13:10ニセピーク→→13:50かくし平13:55→→14:55明神谷出合15:10⇒⇒1540入之波・山鳩湯
 16:20⇒⇒(往路を戻る)⇒⇒19:05石山寺
                                 行動時間 5時間40分  歩行時間 4時間35分
 
 台高の山々を日帰りするのは短日の秋はきつい。 今日の馬ノ鞍峰が日帰りの限界かもと考えながら、7名でMさん運転の8人乗りワゴンで早朝出かける。 久しぶりに長距離運転をしないですみ、同乗させてもらうのは楽で助かる。
 
 川上村に入って国道169号を吉野川沿いに南下、大迫ダムから入之波を通り北股川・三之公川を経て林道終点(明神谷出合)にやっと着く。 3時間弱かかってしまった。 林道終点の駐車場は奥深い谷合としてはかなり広く、10台ぐらいのスペースはありそう。
 
 登山口には「遭難捜索費100万、200万あなた持ち」との警告板がある。写真の通りだが、以前に遭難があったらしく、その折設置されたのではと推察する。 リアリティがあって、思わず現実に引き戻される掲示だ。
 いきなり階段から始まる登山道だが整備されて歩きやすい。 谷筋のやや上部の平坦な道が続き、40分で明神滝分岐に着く。 少し下って滝壺に降りるが落差40mの滝は結構見ごたえがある。
 

登山口にあった警告板 過去の遭難騒ぎの教訓か

林道終点の駐車場10台位か(明神谷出合)

登山口にある祠
明神滝上部           

明神滝壷横にて 右側に滝がある

明神滝下部 落差40mぐらい  
 
 戻って、更に上流へと進み大きな谷の分岐から左の谷を高巻きしながら高度をあげると「かくし平入口」との標識がある。 細い沢筋を渡渉すると「三之公御所跡」に着く、更に再度沢を渡って少し進むと「尊義親王お墓」がある。 この辺り一帯はやや平坦な地形で「かくし平」というらしい。 その謂れは判らないがいずれにしろ往時にこんな山奥に住まねばならなかったとは高貴な人もつらかっただろうと想いをはせる。
 

三之公御所跡の石柱
この付近一帯を「かくし平」と称するらしい
歴史の謂れはわからないが、こんな山奥にひっそりと
三之公御所跡奥200mに淋しく建っていた
尊義親王のお墓

尊義親王お墓横で鮮やかな実をつけたミヤマシキミ

尾根に向かって急登をこなす
 
 かくし平を過ぎるといよいよ本格的に急斜面をトラバース気味に一挙に200mばかり高度をあげ尾根道にでる。落葉した樹林帯も清々しく、足元の落ち葉を踏んでの登高も気持ちが良い。 980mの尾根に出るとあとは傾斜も緩く尾根筋を詰めてニセピークを越え頂上に向かうのみ。 途中、根っこが道に荒々しく浮き出た一帯を通過したり、ヒメシャラの美林帯を抜けたり、頂上近くではシャクナゲ樹が密集していたりで変化のある尾根道だった。
 
 馬ノ鞍峰(1178m)山頂は狭く樹林に囲まれ二等三角点があるだけ。 南側、大台への縦走路方面に平らな陽だまりを見つけ昼食をとる。 同時に今日は準備した「ぜんざい」で暖をとる。 山頂からは落葉した樹林ごしで北に池木屋山、南に日出ヶ岳、東に円錐形の優美な白鬚岳が見え、遠く南西に大普賢岳を中心とする奥駈けの山並みが霞んでいた。
 

沢から急登をつめ980m地点の尾根に到着

山頂への尾根道には大木の根がご覧のように

1073mのニセピークを過ぎ山頂への清々しい尾根道

山頂近くで見たヒメシャラの美林地帯

山頂の二等三角点 奥の山は池木屋山

馬ノ鞍峰(1178m)山頂にて
 
 しばらくして下山にかかったが春の若葉やシャクナゲの花咲く時期を想像し、陽が長い春なら麓で一泊(温泉一泊も悪くはないが)して馬ノ鞍峰から縦走路を南下し地蔵越・山ノ神を踏み下山するコースも魅力的に思えた。
 今回の仲間も同じ思いのようだったので、できれば来春再度計画訪れたいと願う。
 
 下山後、帰り道の入之波温泉・山鳩湯に入浴して汗を流したが、秋のシーズンで連休のためだろう、満員盛況の温泉には驚いた。 今春には600円だった入浴料がいつのまにか700円になっていた・・・・・。