高山に囲まれた『アンナプルナ内院』



記録
 
8日目(7/25)   曇/雨
  テント8:25→→10:35ツェルコ・リ(4980m) 10:45→→12:00タディモカルカ(4400m テント泊)
 
 朝、テント場後方のなだらかなピーク・ツェルコ・リ(4980m)が見えるのでトライすることにして出発。 
 高度差600m、昨日より高度が上がり一層苦しいがペースを落として登る。 4700m付近の昨日よりは緩やかなガレ場で多くのブルーポピーを再度見かける。  と同時に白く丸い綿毛をつけた花も多く見かける。 ネパール・ガイドに言わせると、これらは薬草として珍重されるとかで無造作に引き抜き、持ち帰ろうとする。 抜かぬよう注意するが彼らは自然保護との考えは未だなさそうで残念なことだ。 我々としては自然保護を重視してほしいが、ここは彼らの生活圏、彼らの習慣を尊重すべきか判断に迷う。
 
 やっと山頂に到着、ツェルコ・リ(4980m)のピークは平坦な展望台といった感じ。 山頂には多くの竿に祈祷旗(タルチョー)がかけられ風になびいていた。 地元民の信仰の深さを知ることになる。 しばらく余韻に浸るが霧がかかり遠景は期待できず、約5000mの高地を踏んだ満足感に包まれながらテント場へと戻る。
 
 午後は休息に終始する。 今日で今回の目的はすべて達成し、明日からは下山にかかる。 体も高山病症状から徐々に開放され楽になってくるだろう。
 

朝のランタン・リルン(7227m)

左:ランタン・リルンと中央:キムシュン(6745m)

ランタン・リルン(7227m)  (ズーム)  

 キムシュン(6745m)  (ズーム) 

ナヤカンガ(5844m)

キムシュン氷河の舌端部

ブルーポピー 花びらが透き通っている

  

  

  

変種か? 1本だけバイオレット・ポピーも

綿毛部分が火傷の薬として珍重される

  

  

  

  現地人ガイドは抵抗もなく薬として持ち帰る

  

  

  

  

 ツェルコ・リ(4980m)山頂 タルチョが無数にはためく 

 ツェルコ・リからの下り

ブルーポピーの生息地で休憩  

    

   

 花の絨毯の上にテントを張る 
   
9日目(7/26)   曇/雨
  テント8:15→→10:05キャンジュンゴンパ(3800m ロッジ泊)   
 
 相変わらずの天気で好天の兆しはなく、どっぷりと雨季に沈んでしまった感じだ。 テント撤収と同時に下山にかかる。 登りと違って負荷はかからず、ルンルン気分で下る。 こんな急な尾根を良く登ったものだと振り返りながら尾根末端に到着。 
 行きにおぶってもらった沢筋の水量は減っておらず、再度、ガイドの背中を借りる。 申し訳ないことだ。 早々にキャンジュンゴンパのロッジに帰り着く。
 
 午後は思いのままに時間を過ごす。 高度順応が進んだためか、少し動き廻っても息が弾むことも少なくなった。 夕刻、雲が上がり周囲の山も見え始めたので写真を撮るべく村周辺を歩く。
 
 村には冬虫夏草(とうちゅうかそう:現地語でヤルツァグンパという)という漢方薬を採取している人がいるというので、見せてもらうためにガイドのA氏と共に出かける。 写真でお見せするが、まるで虫のようだ。 なんでも虫に菌類が寄生し生長したもので万病に効くというが・・・・。 付近の山を一日探し回って1〜2個見つかればよいという貴重品らしい。
 

 下山日、朝のランタン・リルン 

昨日登ったツェルコ・リ(4980m)

テント場での記念写真

テント撤収中

  

  

下山途中のカルカに住む放牧民一家

下山地からランタン谷の奥を眺める

前方山の尾根道を下山してきた

キャンジュン村とキャンジュン・リ(4200m)

キュンジュン村全景

冬虫夏草(現地語でヤルツァグンパという)
  
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