高山に囲まれた『アンナプルナ内院』



記録
  
6日目(7/23)   曇/雨
  ロッジ8:20→→9:55キャンジュン・リ(4200m)10:35→→11:40キャンジュンゴンパ(3800m ロッジ泊)
 
 天候は良いとはいえないがまずまず。 裏山のキャンジュン・リを目指す。 Sさんは高山病症状で体調優れず辞退。 ガイドを含め5人で目指す。 2年前、途中棄権のHさんは今回は快調。 高度は4000mを越えてきたので苦しさは増すが5人全員登頂。 幸い、山頂ではガスの流れが速く部分的に周囲の山容も顔を出し、ランタン・リルン(7227m)も何とか視認できた。
 
 午後は雨となりロッジで昨日同様各自思い思いの時を過ごす。 日本では絶対に味わえない時間だが、高山病の症状が多少の差はあれ各自出てきて、けだるい感じ。 嘔吐を繰る返し食欲のない人も・・・・。
 

キャンジュン・リへの道

キャンジュン・リから谷底を眺める 氷河川が流れる

キャンジュン・リ(4200m)山頂にて

山頂にはカラスがお供えを目当てに集まっていた

山頂から更に高地への尾根道 周辺はお花畑

夕方の村風景

宿泊ロッジとキャンジュン・リ

  以下、キャンジュン・リへの登山中にみた高山植物



  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  
                 
7日目(7/24)   曇/雨
  ロッジ7:25→→11:15タディモカルカ(4400m テント泊)
 
 今日は今回最大の目的であるブルーポピーを見るために高所テント場への移動だ。 Sさんの体力が心配だが極くゆっくり登りたいという。 その気迫に負けるがガイドについてもらうことで同行することになる。
 
 天候は曇、何とかこれから登る尾根筋も見通せる。 出発後、まもなく増水した氷河融水の沢筋に出くわす。 身を切るほどの冷たさ、ネパール人ガイドがここをおんぶして渡ってくれるという。 冷たい足元のおぼつかない渓流を渡ってくれるのだから頭が下がる。 多少、抵抗はあったが我々軟弱登山隊はこの行為に甘んじてしまう。 自然に密着したネパール人ガイドの逞しさに改めて敬意を評することになってしまった。
 
 渓流を渡ってすぐ、険しい尾根筋に取り付き高度をどんどん上げる。 途中のカルカでは夏の放牧も行われ、家族一家で夏の時期住み着いているようだ。 逞しい現地人の生活ぶりには驚くほかない。
 
 何回もの休憩を挟み、やっとタディモカルカ近くの平坦地に到着。 遠くは霞んで見えないが近くはまるでお花の絨毯を敷き詰めたよう。 疲れた体も癒してくれる。 しばらく待ったがSさんは現れない。 ガイドがついているので先行することにする。 霞んだお花畑の中、しばらく進むと霧の中に先行して準備してくれている黄色のテントが眼にはいってくる。 目的地のタディモカルカ4400mに到着したのだ。
 30分ばかり経ったろうか。 心配していたSさんの姿が霧の中に浮かんでくる。 精根尽き果てているようだが、よく頑張ったもので、その気迫には参った参った。 感激したのか、女性同士は抱き合って涙に咽んでいる。
 
 テントでしばらくの休憩後、ブルーポピーの生息地に向うという。 最大の目的だけに参加を見送るわけには行かない。
Sさんも含め全員で出かける。 急峻な草つきの道なきお花畑を登るが一向に見つからない。 ガイドのA氏が先行して探す。 まもなく、あったと声がかかり、霧の中、声の方向に進んでいくと急なガレ場に変わり、ガレた岩の間に目指すブルーポピーが点在して咲いている。 背丈は小さいが澄んだブルー・ポピーが霧の水滴をつけ可憐に咲いている。 数枚の写真を撮るが、場所はかなり危険なので長居は無用と早々に退散する。 満足な気分でテント場に戻る。
 
 夕方、周辺の山々が雲の切れ目から顔を出す。 5000〜7000mの真っ白な頂はやはり迫力満点だ。 昨日登ったキャンジュン・リ(4200m)は足下に見える。
 しかし、高度4400mでのテントはやはり堪える。 全員、食欲は失せてしまったが、努力して何とか胃袋に流し込んでいる感じ。
 

高地のテント場へ 増水で川となっている元飛行場

氷河融水の沢筋をガイドがおぶって渡る 冷たい!

   以下、移動中に見た高山植物

  

  

  

  

   

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  喘ぎながらテント場へ、今一歩で到着

  以下、テント場(4400m)より更に上の高山植物

  

  

  

 4600m付近に咲いていたブルーポピー 

  

  

  テント場付近の花の絨毯

 以下、テント場から眺める夕方の山姿 

  奥にランタンU(6581m)が見える

  ランタン・リルン(7227m)もうっすらと

  ナヤカンガ(5846m)方面
    
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