新春の『武奈ヶ岳』

年月日 2007.2.11(日)〜12(月)
地域 奈良・三重県境
山名 高見山(1249m)・三峰山(1235m)
天候 11日曇 12日快晴
参加人数 15名
   
行程と記録
 2/11(日) 針テラス8:30⇒⇒9:25高見山・小峠9:45→→11:25高見山(1249m)11:35→→12:00休憩(昼食)
        12:30→→12:50大峠→→13:15小峠⇒⇒14:00山林舎(泊)
                                  所要時間 3時間30分   歩行時間 2時間50分
 
 2/12(月・祝)  山林舎7:15⇒⇒月出・新道登山口8:00→→9:00新道峠9:10→→9:55三峰山→→10:15
         八丁平11:05→→12:10ゆリわれコース登山口→→12:30新道登山口⇒(中央構造線露頭)
         ⇒13:25山林舎14:15⇒⇒15:25針テラス  所要時間 4時間30分   歩行時間 3時間30分 
 
2/11(日) 曇
 毎冬、高見山の霧氷見物を恒例としており、今年は連休を利用し、以前泊まった山林舎の「ボタン鍋」の味が忘れられず高見山/山林舎泊/三峰山の1泊2日のらくらく登山を計画する。 今回は15名の参加でうれしいですね。
 
 しかし、連日の暖冬で折角の計画も泡沫かと思われたが昨夜の冷え込みでかすかな望みを抱いて出発する。 針テラスで全員が落合い3車で現地に向う。 高見山に近づくも曇天で山頂は窺えないが登山口である杉谷地区には全く雪はなく、やはりダメかと一時はあきらめの境地で、早くも今夜の「ボタン鍋」宴会に期待をつなぐ。
 今回はなまくら登山と最初から決め込んでいたので小峠まで車で上がるが、例年なら雪で真っ白な小峠も日陰に雪が残る程度で淋しい限り。
 
 歩き出すも最初は昨夜の雪がうっすらと枝に残る程度だったが、登るにつれ冷気を感じ足元の残雪も融けずにしまってき、滑りやすくなったので8合目付近で全員アイゼンを着用。
 下山してくる人に山頂の状況を聞くと霧氷がきれいだと言われ期待を抱かせてくれる。 例年ほどの凍てつくような寒さはないが頬にも寒さを感じるようになる。 9合目付近から徐々に着氷しだし山頂付近では何とか見映えがする程度に成長してくれる。 それでも始めての参加者は感激の声を上げてくれ、企画者としては計画した甲斐があったというものだ。
 
 山頂避難小屋は既に満員、外はやや風があり寒いので大峠に下る途中の展望地で昼食をとる。 あとは大峠から林道を歩いて小峠に戻り、早々に山林舎へと向う。
 
 山林舎に2時到着、早速、桧の香り豊かな風呂で汗を流したあと、一同大部屋に集まりワイワイガヤガヤ酒とおつまみで賑やかなこと、この上なし。 そして6時からは夕食、待望の「ボタン鍋」、これが抜群、味噌味だが臭みもなくやわらかくて実に旨い。 残念ながら、3名はボタン鍋はどうもというので会席料理となったが全員堪能してくれたようだ。 2時間あまり楽しい宴席となったのは言うまでもない。 他に2組の客がいたが多少迷惑だったかもしれないが・・・・。
 

9合目付近の霧氷、登山路には雪が薄くあるのみ

山頂手前の霧氷状況、やや風も出てくる

今回の山頂霧氷状況
(右手の高い枝は右隣写真の中央枝と同じもの)

過去の経験で最高に成長した霧氷(2003.1.22)
(左の写真と比較してください)

高見山山頂にて

大峠上部の展望地にて(昼食をとる)

展望地から雲のかかった山頂を見上げる
 
2月12日(月・祝) 快晴
 一時的な冷気も去り、朝から暖かく快晴の日を迎えるが霧氷は期待できそうにない。 宿に無理を言い、6時半朝食で7時15分出発。 前回までは三峰山の北・御杖村から登っていたが今日は三重県側の飯高町月出からの登山。
 R166を東に向かい桑原から地方道に入り傾斜地に散在する月出の村を通過し、ジグザグ道をドンドン高度を上げ月出登山口(710m)に着く。 整備されつつある駐車場には先行車はなく我々オンリー、空は雲ひとつない抜けるような青空。
 
 支度をして登山開始。 新道峠まではジグザグの急坂、人工林の杉林の中を黙々と登る。 1時間で新道峠に着くが比較的平坦な場所で道脇に小さな馬頭観音の大日如来の石像がうっすらと雪をかぶりひっそりと佇んでいた。
 
 休憩後、三峰山への多少アップダウンのある尾根道をのんびり歩く。 薄く雪で覆われた人工林の中に踏みあとが蛇行しながら延びている。 途中、左から御杖青少年センターからの登山道と合流するとまもなく三峰山(1235m)山頂だ。 だが残念ながら霧氷はほとんどなく、日陰の小枝に少しついている程度だ。 しかし、澄んだ空気で見晴らしは最高。 山頂は北方面の展望しか得られないが大洞山・倶留尊山方面の山並みがくっきりと。
 
 記念写真を撮り、展望のよい少し離れた八丁平に向う。 八丁平はススキ原で今は冬枯れの状態で今日は暖か、風のない場所を見つけ時間は早いが大休止とする。 周囲にはアセビの群落もあり、既に花蕾も大きく膨らんでいた。 南側180度はほしいままの展望、正面には迷岳(1309m)をはじめとして台高の山々が連なっている。
 
 思い思いに腹こしらえをしたあと、H13年に新設されたと言う「ゆりわれ道」を利用して下山する。急な尾根道についたジグザグ道だが整備されているので歩きやすい。 途中で昨日登った三角錘の高見山が凛々しく聳えている姿は見ごたえがあった。 時間調整(帰り山林舎で入浴できる時間が13:00以降・前日宿泊者は無料)しながら、ゆっくり歩いたが、1時間強でゆりわれ登山口の林道に出てしまった。 あとは林道に沿って駐車地へと戻る。
 
 山林舎への帰り道、時間があるので運転手以外は途中下車し中央構造線露頭を歩いて見学してもらう。 なんでも断層がぶつかり合って80mほど地表に出ている状態が見れたそうだ。
 
 再度、山林舎にて入浴させてもらう。 その際、山での写真提供願えれば山林舎のHPに掲載したいとの申し出があり提供する。 早速、掲載していただいたので紹介します。(山林舎のHPが出てきたら「毎日発信」の2/11・12の欄をご覧ください)
 
 昨日は高見山の霧氷・今日は快晴の三峰山の「なまくら登山」をこなし、加えて山林舎の宴会・「ボタン鍋」とに満足しながらのゆっくり登山もたまにはよいものだと感じつつ今回の宿泊登山を終えることが出来た。 参加者皆さんにも喜んでいただき(?)、協力戴いたことに感謝します。
 

新道峠〜三峰山へと続く緩やかな尾根道

三峰山山頂から倶留尊山・大洞山方面の山並み

三峰山山頂にて

山頂脇の日陰に残る小さな霧氷

八丁平から三峰山山頂をふりかえる

八丁平のススキ原で大休止、奥はアセビの群落

八丁平から南東方面

八丁平から南西方面

八丁平からの下山口(ゆりわれコース)

下山道から局ヶ岳方面(東方向)を見る

下山途中で見えた見事な三角錘の高見山(ズーム)