新春の『武奈ヶ岳』

年月日 2007.1.27(土)
地域 京都宇治田原町
山名 鷲峰山(じゅぶせん・682m)
天候 晴/曇
参加人数 13名
   
行程と記録
 宇治田原町湯屋谷9:00→→9:15茶宗明神社→→林道→→無線中継所→→10:40一等三角点10:50→→
11:15鷲峰山(682m)11:20→→11:30金胎寺12:10→→休憩所→→13:30湯屋谷
                                 所要時間 4時間30分   歩行時間 3時間35分 
 
 低山だが近くの1等三角点の山に登りませんかとの呼びかけに13名が手を挙げてくれた。 4台の車で各人の地元から参集、湯屋谷入口で落ち合う。 湯屋谷会館まで移動し広い駐車場に駐車させてもらい歩き始める。
 
 会館前に大案内板があり、左の谷に向かいすぐまた右谷に入る。 川沿いに細長く塩谷の集落が並び、その奥に茶宗明神社がある。 神社奥右から山道が延び、尾根沿いに徐々に高度をあげるが周囲は杉の人工林が主体で展望はない。 時折、帰りに利用する尾根が右側に見える程度で単調な登りでおしゃべりに花が咲く。 途中一度休憩して尾根をつめると稜線で突然に林道に出る。 林道を左にとり300mばかり歩くと2塔の無線中継所があり、その裏から小ピークに延びる道がついており、その山頂に目指す一等三角点が設置されていた。 道標がないのでわかりにくいがよく探すと簡単に見つけられる。 但し、このピークの表示は釈迦岳(鷲峰山)となっており、あとに登るピークも鷲峰山と案内書には紹介されているのだが、その区別はどうなっているのだろうかと素朴な疑問が残った。
 
 三角点については、山仲間なら誰でも知っている言葉だが、内容については知っているようで意外と知らないのが実情と思うので、「山の高さ」という本に記載されていた興味ある点を簡単に紹介しておきます。
 一等三角点『本点』は全国に351箇所あるが郷土・琵琶湖を取り巻く一等三角点は6箇所「伊吹山1377m」「野坂岳914m」「百里ヶ岳931m」「蓬莱山1174m」「鷲峰山681m」「御在所山1210m」である。 
 因みに3000m以上の山で一等三角点『本点』の山は「赤石岳3120m」「前穂高岳3090m」「御嶽山3063」の三山しかなく、「乗鞍岳3025m」「立山雄山3003m」の2山は『補点』となっている。
 富士山を始めとして他の3000m峰は2等ないしは3等三角点にすぎないのだ。 また剣岳2998mが四等三角点であることは意外に知られていないことだと思う。
 
 三角点から林道に戻り、登ってきた湯屋谷下降分岐をすぎ、しばらく歩くと左の山道へと入る。 まもなく古びた金胎寺本堂に到着。 本堂横からさらに笹道をしばらく登りつめると、もう一つの鷲峰山682m(空鉢の峰)だ。
頂上は広い広場で真ん中に宝筐印塔があるものの、周囲は樹林で展望はない。 ただ、唯一北面のみ展望が得られ、京都市や琵琶湖方面を俯瞰できるはずだが、残念ながら霞がひどく遠望はきかなかった。 
 
 記念写真を撮って、もとの本堂から一段下がった行者巡りの入口となっている社務所前のベンチで昼食準備。 今回はOさんの食材準備で粕汁だ。 瞬く間に出来上がり、寒い折、暖かい汁物で舌鼓を打つのはありがたい。
 
 金胎寺の行者巡りは一周2時間、経験者の話では結構ハードでスリルもあり面白いときくが、今日は夜のミーティングのため時間なく、次回に持ち越してしまった。 近いうちに是非再訪したいと思っている。 
 
 昼食後は下るのみ、維中への林道を下るが途中かなりの急坂もある。 途中で一見見逃しそうな木立に目立たぬように巻かれた白テープを右側に見つけ尾根道へと分け入る。 最近はほとんど歩かれていないようで道は荒れているが湯屋谷卿への道で間違いないと判断、どんどん下る。 最後、人家に近づいた地点で道が不明瞭になってしまったが委細構わず下って集落の本道に出る。 あとはのんびりと公民館の駐車地に戻って、早々に今日のハイキングを終えた。 
 

湯屋谷郷の要り口にある大案内板

茶宗明神社の鳥居

茶宗明神社の奥から延びる登山道

一等三角点表示板、この前に三角点がある

金胎寺本堂

鷲峰山(空鉢の峰)からの北面、かすんで見えない

鷲峰山・宝筐印塔前での記念写真

金胎寺社務所、ここから行者巡りのコースが始まる