新春初歩きの 『綿向山(1110m)』

年月日 2006年10月24日(火)〜25日(水)
地域 兵庫・鳥取県境
山名 鉢伏山(1221m)・氷ノ山(1510m)
天候
参加人数 8人
1/25000地図 氷ノ山
   
行程と記録
 
 10/24(火) JR大津駅7:00⇒⇒福知山⇒⇒関宮⇒⇒10:30福定(旅館 岳水泊)
 10/25(水) 福定⇒⇒林道瀞川・氷ノ山線峠6:25→→6:50鉢伏山(1221m)→→7:45高丸山(1070m)→→
          8:55ホードー杉→→9:10大平頭避難小屋9:25→→赤倉山(1332m)→→10:50氷ノ山越11:00
          →→12:00氷ノ山(1510m)12:55→→13:25神大ヒュッテ→→14:25東尾根避難小屋→→14:45
          東尾根登山口⇒⇒福定15:30⇒(往路を戻る)⇒20:30JR大津駅
                                 所要時間 8時間20分   歩行時間 6時間40分 
 
10/24 (火) 福定到着直前から雨 午後一時天気回復するが夕刻より再度の雨
 
  8人が大津駅に集合し、2車に分かれて出発。 晴から曇となり、関宮を通過するころから雨に変わる。 とりあえず今夜の宿泊所となる旅館・岳水に立ち寄るものの手持ち無沙汰なので鉢伏登山口までドライブする。
  鉢伏登山口では雨は一層激しくなり、今日の予定コースの鉢伏山周辺ラウンドをあきらめ、宿に戻り昼食を摂る。
  午後、天気も回復してきたが山に登るには遅いので親水公園奥の滝(布滝&不動滝)見物に出かける。途中、アケビのつるをせしめて篭を編む人もでて個々に楽しむ。 また、帰り道でシブ柿を手に入れて吊るし柿を造りたいと女性軍が言い出し柿ノ木を見つけて農家に駆け込み分けてくれる交渉を始める始末。 うまいもので交渉成立には恐れ入った。 50〜60個の柿を収穫、意気揚々と宿に帰る。

  夕飯時から再度、雨が降り出し明日が懸念されるが、天気予報では明日は好天らしく一安心。 夕飯は岳水で考案したという鴨・猪豚・キジのミックス鍋に舌鼓を打つ。 なかなかの味で食べられない一人を除いて全員満足する。
 
 今日は登山できず仕舞いだったので、明日の予定をどうするか主人から説明を受ける。 結果、早朝出発が可能なので逆ブン廻しコース(鉢伏山・氷ノ山の尾根筋縦走コース)を選ぶ。 歩行時間7時間強でややハードのようだが全員その気になる。 時間短縮のためコース両端に車をおく必要があるが岳水主人の計らいで登山口まで送ってもらうことになる。 帰宅は遅くなってしまうが折角の機会なので衆議一決となる。 
 
10/25(水) 予報に反し昨夜から雨が続く。 雨を覚悟で出発。
 
 岳水の主人に登山口まで車で送ってもらう。 雨はしとしとと降り続いている。
  
 天候の回復をあきらめてしまうと気が楽。 終日、雨だろうと覚悟して最初から雨具を着込んで出発。 当然ながらガスが深く、近くの尾根も見えず紅葉を期待するどころではないが風がないだけ助かる。
 
 鉢伏山(1221m)には25分で到着。 次の高丸山(1070m)へは地図では尾根筋なのだが道は急激に下っている。 視界がきかないのでこういう時は自ずと慎重になり、要所要所で地図を広げ確認しながら歩く。
(鉢伏山〜高丸山間はスキーリフトが数本設置されているが登山道には案内板が少ない。)
 
 高丸山前後の尾根道ではススキが目立つ。 小代越とその先、ホードー杉入り口手前の下山道には10/8の大雨で地すべりが起こり登山道が利用できない旨の表示があり通行禁止となっていた。 しかし、我々の歩くブン廻し道は全く支障なく歩ける。 さらに進みホードー杉入り口へは急な登りが待ち受けているが、このあたりからブナ樹林が目立ち始め、コース後半にかけて、ずっと見ごたえのある樹林を見せてくれた。 また、道はブナの紅葉落ち葉で覆われており秋らしい風情を見せてくれ、以降、この風景が随所でお目にかかれた。
  

小代越にて

小代越に設置されていた通行禁止の案内板

逞しいブナの根っこが登山道に跨る

  ブナの落葉で敷き詰められた急登の道
 
 尾根筋から少し外れるが岳水主人の勧めでホードー杉に立ち寄る。 登山書には記述されていないが、なるほど素晴らしい大杉だ。 京都北山にも多くの巨大杉が自生しているが決して負けない風格があり、一見の価値十分だ。


←尾根筋から外れてたたずむ巨大ホードー杉
  樹齢約500年、樹高18m、幹周り11.6m

   ↓ホードー杉の根周り部
     ホードーとは方言で「どえらいごつい」の意味

 

大きさを比較してください

広い道一面に敷き詰められた紅葉落ち葉
 
 元の稜線に戻ってしばらくで大平頭(おおなるのかしら)避難小屋に着く。 ここでK氏の準備してくれた「ぜんざい」にありつく。 雨で冷えた体にはありがたいカンフル剤だった。
 
 ここからしばらく歩くと岳水主人が強調した赤倉山への急登になるがあまり苦労することなくこなしてしまう。 ただ今日唯一の岩場の道で多少の注意を要するが、今日は雨で一層滑りやすくなっているので要注意で通過する。
 下りに入ってまもなくで氷ノ山越避難小屋のあるコルに到着。 ここで親水公園から登ってきた登山者達に今日初めて出会う。
 
 しばらく休憩して出発。 最後の登りである氷ノ山に向かうが天候は回復の兆しなく相変わらず展望の利かないガスの中を黙々と歩いて山頂に到着、やや遅れる人もいたが全員到着して避難小屋で昼食を摂る。 小屋は20人ほどで一杯。 天気が悪いので全員が小屋内で昼食。
 あと、これまた岳水主人推奨の山頂直下の巨大キャラボクを見学、写真のとおりだが、これも見事なもので今回山行の特筆すべきひとつとなった。
 
 下りは東尾根経由で古生沼・古千本杉・神大ヒュッテ・ドウダンツツジ群生地・東尾根避難小屋を通って東尾根登山口に下山する。
 

氷ノ山山頂直下にある巨大キャラボク

逞しく生き抜くキャラボク

風雪に耐え抜いて生きるキャラボク
  

やっと到着した最後のピーク氷ノ山山頂1510mにて
最後まで雨具を着用した一日となる
 
 久しぶりの雨の登山となり予定が狂ってしまったが、逆ブン回しができたのはうれしい誤算であった。 また、紅葉を見られず期待はずれとなってしまったが、一方では、ホードー杉・巨大キャラボクは目に焼きつくとともに、ぬれた紅葉落ち葉の上を踏みしめ歩く風情は格別の体験となった。 
 
 
トップページへ 2006年の山歩き ページ頭へ