| 年月日 | 2006年7月31日(月)〜8月4日(金) |
| 地域 | 静岡・長野県境 |
| 山名 | 千枚岳・荒川東岳中岳・赤石岳 |
| 天候 | 晴/快晴 |
| 参加人数 | 4人 |
| 1/25000地図 | 赤石岳 |
| 行程と記録 7/31(月) 曇 自宅7:55⇒⇒8:30JR草津駅⇒⇒8:45栗東IC⇒⇒12:40静岡IC⇒⇒井川⇒⇒15:05畑薙第一ダム15:30 ⇒(送迎バス)⇒16:30椹島(ロッジ泊) マイカー7時間10分+バス60分 今年の梅雨は長引き一週間延期してやっと出発。 昨年も同じコースを天候の悪い中歩いたので今年は好天を期待して出かける。 マイカーの所要時間7時間10分、畑薙第一ダム手前の駐車場で東海フォレストの送迎バスに乗り換え4時半椹島に到着。 ロングドライブの一日だった。 |
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| 8/ 1(火) 晴/曇 椹島(1123m)6:15→→滝見橋→→小石下三角点(1586m)→→10:05水場10:15→→10:55蕨段三角点 (2073m)→→11:05見晴台11:50→→12:50駒鳥池13:00→→13:40千枚小屋(2610m)(泊) 歩行時間 5時間45分 行動時間 7時間25分 天気はまずまずで出発。 滝見橋手前から山道に入りすぐ昨年危なかった丸太を渡しただけの橋も今年は金属橋に変わり安心して渡れる。 だが、30分ほど歩いた頃、沢沿いの道が崩れ尾根筋への迂回路となり、かなりのアルバイトを強いられる。 展望のない樹林帯の道を黙々と登り、途中3回の休憩をとって、やっと水場に出て一息。 ここで関係者に付き添われた小学生の一団に遇う。 あとで解ったが静岡市主催の井川山ノ家利用での9泊10日の自然体験グループで「トム・ソーヤ」と名乗っている。 一回30名の募集(小4〜中3)で応募多く抽選になるらしい。 それにスタッフ20名が付き、計50名が4組に分かれての2泊(テント)3日の悪沢岳(3141m)体験登山という。 休憩後に必ずリーダーの音頭で「トム・ソーヤ」の掛け声と手拍子で気合をいれて出発する。 これ以降、我々とは休憩ごとに前後しながら歩くことになるが、途中我々にも大声で激励のエールを贈ってくれ、すっかり仲良しになってしまう。 我々もこういう体験は初めてで気分良くさせられると同時に関係者の企画・努力に拍手を贈りたい。 さらに見晴台まで展望のない登りが続くが、ここで赤石岳から荒川三山への展望が一挙に開ける。 やや早いが例の小学生グループとともに昼食をとる。 駒鳥池からはカニコウモリの群生地が続き千枚小屋手前からは一挙に花数も増え、まもなく千枚小屋だ。 昨年は8月9日にきているが千枚小屋周辺の開花は昨年よりやや遅いようだ。 小屋前のベンチは既に到着した人で賑わっている。 我々も小屋の手続きを済ませ早速仲間入り。 まもなく小学生グループも到着。 しばらくすると小学生グループが下からの登山道方向に向って「トム・ソーヤ」の掛け声とともに盛んにエールを贈っている。 なんだろうと見ていると姿は見えないが下からこだまのごとく別の「トム・ソーヤ」の掛け声が戻ってくる。 中学生の一団が遅れて登ってきているのだ。 小学生は小石下まで林道を車利用で来たので早く着いたが中学生は椹島からの徒歩登山のため遅れての到着となったのだ。 エール交換が何回も続いたあと、やっと中学生グループの姿が見え、すぐに小屋到着となる。 すると迎えるグループと迎えられるグループが感極まってお互いに抱き合って涙を流している。 長い合宿生活で連帯感が出てきたのか、お互い苦しい登山を成し遂げた満足感が出たのか、眺めていると思わず心打たれる想いであった。 なんだか周囲の大人達までが目を潤ませているシーンが多く見られ、なんとも感動的なシーンであった。 子供たちもこういう感激は長く心に残るだろうし、こういう純粋な気持ちを持ち続けてほしいと願う。 見ている我々までもが心温まる場面となり今回の登山を通じ一番の印象深いシーンであった。 小屋の夕飯は味付き鶏肉が特長、管理人はユーモアに長けギター演奏のおまけまでついた。 登山者もさほど多くなく夜は快適に眠れた。 |
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![]() 見晴台からの左:赤石岳と右:小赤石岳 |
![]() 駒鳥池の枯樹と苔 |
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![]() 小屋前で下に向ってエールを贈る小学生たち |
![]() 到着した中学生を迎える このあと感激の対面 |
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![]() 仲良しになった小学生達と我々グループ |
![]() シラビソの樹林に囲まれたテント場 |
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![]() 千枚小屋周辺に咲くお花の一部を紹介 クルマユリ |
![]() ハリブキ |
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![]() シナノキンバイ |
![]() セリバシオガマ |
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![]() タカネグンナイフウロ |
![]() モミジカラマツ |
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| 8/2(水) 快晴/晴/曇 千枚小屋5:40→→6:30千枚岳(2880m)6:40→→7:30丸山(3032m)7:45→→8:20荒川東岳 (悪沢岳3141m)8:45→→9:45中岳避難小屋10:05→→中岳(3083m)→→縦走路分岐→→ 10:25前岳(3062m)10:30→→縦走路分岐→→11:35荒川小屋(2610m)12:15→→大聖寺平(2720m) →→14:05小赤石岳(3081m)14:20→→14:35椹島分岐(3040m)→→14:55赤石岳(3120m)→→ 15:05赤石岳避難小屋(泊) 歩行時間 7時間05分 行動時間 9時間25分 昨年は悪天だっただけに素晴らしい朝に心弾ませ千枚岳に向う。 お花畑からダケカンバ帯を抜けると二軒小屋への分岐,まもなく千枚岳の肩に到着。 ここからは360度の展望と稜線上の足元には高山植物が咲き誇る。 千枚岳・丸山・荒川東岳(悪沢岳)とピークをこなし、ガレを降ってコルに着き、再度登り返すと中岳避難小屋。 ここで一服し、なだらかな稜線上を中岳から前岳へと気分良く歩く。 前岳では南面の大崩落地を覗き荒川小屋への下降に入る。 途中のお花畑は咲き誇る花々でじつに見ごたえがあった。 荒川小屋では冷やしスイカにかぶりつき、同時に昼食をとる。 ここまでは好天での展望とお花畑にすっかりのんびり気分で歩いたため時間をとりすぎ当初予定の赤石小屋まではまず無理と判断、予定を変更し赤石岳山頂避難小屋泊とほぼ決める。 午後やや雲が出てきたが天候の崩れはなさそう。 小屋からはダケカンバの林を抜けトラバース道を大聖寺平へ向う。 後ろからは誰もこず我々がラストのようだ。 広々とした平坦地で気持ちが良い。 大聖寺平からは砂礫帯の登りをこなし、さらに小赤石の肩への急斜面をジグザグに登り肩に出ると一挙に展望が広がる。 ガスがかなり出てきて稜線上のピークが見え隠れする。 いくつかの小さなピークを越えるがなかなか小赤石岳に着かず、まだかまだかと数えるうちにやっと到着。 既に2時を廻っていたので今日は赤石岳山頂避難小屋泊と決めるとさらにのんびりムードとなる。 椹島への下降分岐点を過ぎ最後の登りをこなして赤石岳山頂を踏む。 山頂直下では親子連れの雷鳥が歓迎してくれた。 小屋は山頂直下にあり避難小屋とはいえ立派な建屋でやや小さく、食事がインスタント・レトルトになるだけで一般の小屋と殆ど変わらない。 20名程度の宿泊(定員は40名)でゆっくり、レトルト食事もうまい。 飲み物や多少の土産品の販売は箱に勝手にお金を入れ勝手に商品を取るシステム。 それでも勘定が合わないことはないらしい。 管理人はユニークな人で食後みんなで山の歌や話で談笑する。 小屋をほめると、下界ではほめてくれるなという。 なぜなら、客が多くなって自分が忙しくなるからという。 冗談なのか、本心なのかわからなかったが・・・・・・・・。 |
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![]() 千枚岳から南東方向の展望 中央フタコブは笊ヶ岳 |
![]() 千枚岳肩からの手前:丸山と奥:荒川東岳(悪沢岳) |
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![]() イブキジャコウソウ |
![]() ウスユキソウ |
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![]() 千枚岳から中央:塩見岳と右:間ノ岳 |
![]() 千枚岳頂上にて バックは悪沢岳(3141m) |
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千枚岳から左奥:聖岳 中央:赤石岳 右;小赤石 |
![]() タカネビランジ |
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![]() オヤマノエンドウ |
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![]() 悪沢岳より荒川中岳3083mをながめる |
![]() 荒川中岳から荒川小屋への下降道と赤石岳3120m |
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![]() 荒川中岳から平坦尾根を通って前岳3068mへ |
![]() 前岳南面の大崩落地 |
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![]() 荒川小屋への下降道より小赤石岳3080m |
![]() 前岳〜荒川小屋のお花畑へと下降 |
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![]() 前岳〜荒川小屋のお花畑 下方向 |
![]() 前岳〜荒川小屋のお花畑 上方向 |
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![]() 荒川お花畑で見た花の一部 ミヤマコゴメグサ |
![]() ハクサンイチゲ |
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![]() クロユリ |
![]() シナノキンバイ |
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![]() キバナノコマノツメ |
![]() ハクサンチドリ |
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![]() タカネヤハズハハコ |
![]() 荒川小屋 背部のガレ場崩れが気になる |
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![]() 赤石岳山頂直下での雷鳥の親(1)子(2)連れ |
![]() 赤石岳3120m山頂にて |
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| 8/3(木) 快晴 赤石避難小屋6:00→→6:25椹島分岐→→8:00富士見平(2710m)8:10→→8:40赤石小屋(2530m)9:05 →→12:10椹島(1123m)12:50⇒(送迎バス)⇒13:50畑薙第一ダム14:00⇒⇒14:20赤石温泉15:10⇒⇒ 井川田代中(民宿ふるさと泊) 歩行時間 5時間05分 行動時間 6時間10分 今日も素晴らしい日の出を迎える。 赤石岳山頂から御来光を仰ぐ。 縦走客は相次いで5時頃出発していったがこちらは下山するのでゆっくりと出発。 椹島分岐から北沢源流部に入り急下降、最後の花畑を楽しみながら2時間かかって富士見平に着く。 これまた最後の360度展望を楽しんで赤石小屋へと向う。 赤石小屋では全員で「うどん」を注文。 これがまたうまかった。 あとは長い長い降りをこなすのみ。 小屋から3時間で椹島に着く。 今日は一挙に2000mを降ったのでさすがに足も限度一杯。 椹島には初日抜きつぬかれつした「トム・ソーヤ」の一団も既に下山しており笑顔で互いの無事を喜んだ次第。 椹島からは送迎バスで畑薙第一ダムまで降り、マイカーに乗り換える。 途中、いつもの赤石温泉・白樺荘にて入浴、これがなんともいえぬ癒し。 全員時間には余裕あるのでいつか来た田代中の民宿「ふるさと」に投宿する。 夕食には鹿肉・猪肉・アマゴ・種々の山菜を味わい満足満足。 |
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![]() 雲海と朝焼けに映える富士山 |
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![]() 赤石山頂から手前:小赤石岳 中列左:前岳・中岳、 右:悪沢岳 奥左:仙丈岳、 中央:間ノ岳 |
![]() 赤石山頂から陽のあたる手前:赤石岳の岩礫帯 奥左:聖岳3013m、 右のピーク:兎岳 |
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![]() 赤石岳山頂から避難小屋 |
![]() ご来光に輝く富士山をバックに |
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![]() 赤石北沢源流部にて ミヤマオダマキ |
![]() テガタチドリ |
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![]() 富士見平より赤石岳3120m |
![]() 富士見平より小赤石岳3081m |
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![]() 富士見平より悪沢岳3142mと千枚岳2880m |
![]() 富士見平より富士山 |
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![]() 富士見平より左:笊ヶ岳2629m 右:布引山2583m |
![]() 赤石小屋からの富士見平2710m |
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| 8/4(金) 快晴 田代8:40⇒⇒10:10接阻峡⇒⇒11:15千頭13:40⇒⇒島田⇒⇒15:10袋井IC⇒⇒浜名湖⇒⇒19:00栗東IC ⇒⇒JR草津駅⇒⇒自宅 今日は一日かけて帰ればよいので少し寄り道をすることにする。 大井川に沿っての渓谷は春の新緑・秋の紅葉の時期は素晴らしいと言うが、下流の金谷⇔千頭は観光SL・上流の千頭⇔井川は観光トロッコ列車が走っている。 そこで時刻表をみて接阻峡⇒千頭をトロッコ列車で降ることにする。 マイカーできているので運転手は車・お客はトロッコ列車である。 皆さんそれなりに楽しんだようだ。 千頭駅で落ち合い駅横のユニークな音のミュージアムにも立ち寄る。 これがまた楽しい展示で時間を忘れてしまうほど展示品に夢中になる。 残念だが帰路が待っているので頃合いを見て帰路についた。 |
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![]() 千頭⇔井川間を走る観光トロッコ列車 |
![]() 接阻峡駅にてトロッコ列車に乗り込む |
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![]() 接阻峡駅を千頭駅に向って発車 |
![]() 金谷から千頭駅に着いた観光SL |
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