新春初歩きの 『綿向山(1110m)』

年月日 2006年5月3日(水)〜6日(土)
地域 富士山周辺
山名 毛無山(1946m)鬼ヶ岳(1738m)
・越前岳(1504m)
天候
参加人数 12人
1/25000地図 人穴・鳴沢・河口湖西部・愛鷹山
    
行程と記録 
     
5月3日(水・祝) 快晴
   栗東IC⇒⇒黒丸PA 8:00⇒⇒一宮JCT⇒⇒美濃JCT⇒⇒土岐JCT⇒⇒諏訪SA⇒⇒甲府南IC⇒⇒
   精進湖⇒⇒本栖湖⇒⇒15:40 朝霧高原(麓っ原・泊)
 
 参加者12人(M4+F8)が3車に分乗して黒丸PAに集合し出発。 連休で高速道路の渋滞を懸念したが案の定断続的な渋滞に見舞われる。 当初、名神・東名を予定していたが小牧JCT手前で大渋滞らしく急遽東海・北陸道経由で土岐に抜け中央道で甲府南ICでおり、下道で北から朝霧高原に入ることに変更する。 東海・北陸道に入ってからは大きな渋滞もなく、交通量は結構あるが比較的スムースに進む。
 
 申し分ない天気で飯田からは中央・南アルプス連山が一望。 諏訪では八ヶ岳、韮崎では富士山が眼に飛び込んでくる。 甲府南ICからは精進ブルーラインで右左口峠を越え精進湖畔に出る。 眼前にする富士山に車中で歓声があがる。 時間にも余裕があったので本栖湖を一周しながら富士山のすばらしい雄姿を楽しみながら朝霧高原に入り今日から3泊する麓っ原のロッジ・翠山荘に到着。 眼の前に富士山が聳え、横には広大なオートキャンプ場があり気持ちのよい場所だ。 既に沢山のオートキャンパーが来場しカラフルなテント場が出来ている。
 
 ロッジでは早速食事係りが活躍、夕食は豪勢に楽しく頂く。 食後は焚き火を囲み皆さん童心に帰って青春の歌声で賑やかに締めくくる。
 
 あと有志でロッジ横に一週間前オープンしたというブライアン・スナックバーを訪れる。 ブライアンとは昨秋、NHK番組「鶴瓶の家族に乾杯」で麓地区が紹介された折、たまたま出会ったカナダ人大工さん、今は麓付近が気に入り夫婦で住みつき周辺の古屋から仕入れた材料で建屋・内装を器用に仕上げたという。 奇遇にも近江八幡に住んでいたことがあるといい、大いに話が弾む。
 

本栖湖にて

本栖湖より見た富士山

焚き火を囲み青春に帰って青春の歌を

中央の二人がブライアン夫妻
 
5月4日(木・祝) 晴/霧/曇
   麓っ原(880m) 6:55→→地蔵峠分岐→→7:45 不動滝見晴台→→9:50 富士山展望台 10:00→→
   主稜線→→10:25毛無山(1946m)→→最高点(1964m)→→11:00 毛無山 12:30→→13:05 湯ノ奥・
   下部分岐 13:15→→13:25地蔵峠→→水場→→地蔵峠分岐→→15:15 麓っ原(泊)   
                                                  行動時間  8時間20分
                                                 歩行時間  6時間05分
  
 天気予報では快晴の筈だが朝薄雲と霧で富士山は見えない。 朝食を済ませ出発、今日は朝霧高原の西に位置する毛無山(1946m)を目指す。
 
 麓っ原から少し歩くと車止めのある登山口に着き登山届を出しておく。 さらに進むと堰堤の手前で地蔵峠への分岐点に出る。 ここから尾根道の登山道に入り急登が続く。
 
 1時間弱で不動滝の見晴台に出て滝を眺める。 4合目・7合目で休憩を入れるも樹林帯の中で見通しはよくないが徐々に晴れ間が広がり後ろを振り向くと樹林の隙間から富士山の上半身が覗いていることにきずき、皆で歓声を上げる。 大沢崩れが正面に見え5合目から上はまだ雪で真っ白。 
 
 急登の連続で結構きついが展望台では富士山と朝霧高原一帯が完全に視界に入り大満足。 近くで見る富士山はやはり世界に誇れる山だと再認識する。
 
 展望台を過ぎると傾斜も緩くなり主稜線に着くと西側の展望が開け北は甲斐駒ヶ岳、南は聖岳まで南アルプスの3000m級の山々が雪を頂き白く輝いている。
 
 時折、霧で視界がなくなるが、見る間に晴れたりの繰り返しの連続。 毛無山に早く到着したので毛無最高点まで足を延ばし戻ってくる。 暖かく富士山側にひらけた毛無山山頂でゆっくり食事と休憩、霧の合間に見える富士山を待ち1時間半もながい。 実にゆったりした至福のゆとり時間を過ごす。

 帰りは稜線上を湯ノ奥・下部分岐から地蔵峠と歩き、ここから谷筋に入り下山、下るにつれ谷筋が急峻となり結構目に付く大岩と滝が現れ澄み切った水流も美しい。
  
 麓っ原に帰り着いた頃にはいつの間にか富士山も雲の中に隠れてしまっていた。
  
 帰着後、早速料理係は食事の準備、他は大浴場で汗を流し夕食を待つ。 今夜も大宴会で大いに盛り上がり、あと昨夜同様焚き火を囲み、さらに盛り上がる。

 

麓集落の見事な門構えの旧家

急登の岩場を登る

不動の滝

尾根道の急登をこなす

9合目手前にある富士山展望台から

南アルプスの白峰三山

毛無山最高点への展望道

毛無山(1946m)山頂にて富士をバックに

毛無山山頂にて富士を眺めて休憩

毛無山から時々顔を覗かす富士山
 
5月5日(金・祝) 快晴
   麓っ原7:40⇒⇒8:15西湖・根場(925m) 8:25→→11:00雪頭ヶ岳(1690m) 11:15→→11:30鬼ヶ岳(1738m)
   12:30→→岩峰→→13:25鍵掛峠 13:35→→15:00根場⇒⇒鳴沢氷穴⇒⇒16:30麓っ原(泊)
                                                 行動時間  6時間35分
                                                 歩行時間  4時間45分
  
  
 早朝、東京からTさんが到着。 昨日の朝同様、富士山は雲と霧の中。 今日は富士山を北から眺めるべく西湖の北・鬼ヶ岳を目指す。 麓っ原を車で出発、西湖手前で急に視界が開け、またしても富士山の全貌を見てストップ。 いきなり写真タイムとなる。
 
 西湖の畔、根場の駐車場に車を置き出発。 本来なら本沢川を遡り鍵掛峠から鬼ヶ岳に登る予定であったが、駐車場のすぐ横の標識に雪頭ヶ岳・鬼ヶ岳とあり疑いもなくこの道に入ってしまう。 雪頭ヶ岳に到着して初めて気がつくお粗末さであったが、この道はひとつ東よりの東入川を遡ったことになる。 今日はいきなり富士山の見晴らしがよく、それに気をとられ道を間違えたのだが結果的にはこの方がよく雪頭ヶ岳からの展望は上に富士山・下に西湖を眺める最高のポイントであった。
 
 駐車場から東入川に入り、川の両サイドはオートキャンプで一杯。 谷筋から尾根道に入ると昨日同様、結構な急登が続く、途中体調の悪い人も出て多少時間を浪費したがすばらしい展望の雪頭ヶ岳の山頂に出る。 富士山を中心に西は身延連山から遠くに南アルプス、南東は山中湖から箱根・丹沢山系までの展望に言うことなし。
 
 多少時間が早いのですぐ北側の鬼ヶ岳で昼食とする。 ここの展望はむしろ東の黒岳・三ッ峠から北への大菩薩嶺・金峰山・甲武信岳などの展望がよい。 昨日同様天気もよく暖かくノンビリタイムを過ごす。
 
 帰りは鍵掛峠への道をとる。 巨岩を巻き小さなアップダウンをこなし鍵掛峠に出て本沢川の谷筋を降る。 途中鮮やかなピンク色のミツバツツジに接し、また、広々した気持ちのよい落ち葉道を降ったりして根場の里に着く。
 
 根場では立派な茅葺きの民家が十数棟建設中であり驚く。 工事中の人に聞くと土産店やレストランの観光施設という。 それにしても立派過ぎるのでは・・・・・。
 
 駐車場に戻り、時間も早いので鳴沢氷穴を見学したあと、旧上九一色村にあったかの有名なサティアン跡地を廻り朝霧高原・麓っ原へと戻る。
 
 夜は昨夜よりもさらにもりあがったのは言うまでもなく、キャンプ・ファイアーも3日連続となった。
 

西湖近くの公園から朝の富士山

雪頭ヶ岳への尾根道から富士山

雪頭ヶ岳への尾根道でみつけたユキワリソウ

雪頭ヶ岳からみた昨日登った毛無山

雪頭ヶ岳からみた富士山(ズーム)

雪頭ヶ岳山頂にて

雪頭ヶ岳からみた富士山と眼下の西湖

富士山に見とれるわが仲間たち

鍵掛峠からの降り 気持ちのよい広々した落ち葉道

根場に建築中の茅葺き尾根の観光施設
  
5月6日(土) 晴/霧/曇
   麓っ原 7:00⇒⇒7:55十里木高原(895m) 8:05→→展望台→→9:55越前岳(1504m) 10:15→→11:20
   十里木高原⇒⇒12:20富士IC⇒⇒浜名湖SA⇒⇒養老SA⇒⇒17:00米原IC⇒⇒19:00草津・大津  
                                                 行動時間  3時間15分
                                                 歩行時間  2時間40分
  
  
 最終日を迎える。 連休の規制ラッシュを考えるとあまりゆっくりしていられないので山は午前中に切り上げる計画で富士山南に位置する越前岳を目指す。 朝食とロッジの清掃を済ませ出発、十里木高原に向う。
 
 ロッジ出発時、富士山頂は見えていたが十里木高原に着くと雲の中で風も強くて寒い。 今日はあまり期待できないか???
 
 強風で寒く視界がないので登りは黙々と歩くが5-7合目あたりだったろうかヤブレガサの群落がやたら目立つ。 8合目辺りでやや明るくなり霧が激しく流れる。 もしやと期待すると時折富士山も顔を出し宝永火口もはっきりと視認できるのだが、またすぐ隠れてしまう。 それにしても4日間滞在中、毎日富士山を眺められたのは本当にラッキーだったと思う。
 
 頂上で記念写真を撮ろうと20分待ったが姿は見せず、寒いのであきらめて下山。
 
 十里木高原で東京に戻るTさんと別れ、渋滞を気にしながら富士ICに向うが意外にも市街地をスムースに通過、東名に入る。 富士川を渡ってすぐの富士SAで昼食。 ここでも富士山が見られ最後までついていた。 心配した渋滞も上りは自然渋滞と事故で結構混んでいたが、我々の下りはスムース。
 
 伊吹PAで費用の清算をし、皆で挨拶して夫々の車で岐路に着く。 かなり早く帰宅できると思いきや米原〜彦根間で事故があった模様、まったく動かなくなる。 米原JCT直前であったのがラッキーで米原ICで降り、湖周道路を
利用して無事帰宅する。
 

宿泊したロッジ「麓っ原」の由来説明

池の向こうの朝霧高原と富士山

麓っ原のオートキャンプ場は大賑わい

朝バルーンで空中散歩が出来る

越前岳に向う尾根筋に広がるヤブレカサの群落
 

8合目で霧が晴れ一瞬覗いた富士山 
右側に宝永火口も見える

越前岳山頂にて 霧がかかり強風で寒い

展望台にて満足して富士山方向を眺める一行
  
 今回の富士山周回登山は天気に恵まれ大成功に終えることが出来た。 また、参加者の皆さんもそれぞれの役割分担を気持ちよくこなして頂き、協力していただいた賜物だったと思っている。
 また、富士山を見るたびに皆さんの笑顔がこぼれたのは印象的で、日本人はやはり富士山への憧れが強いのだと痛感させられた。 皆さん、大満足で終えられたことに企画したものとしても嬉しい限りであった。 
 
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