◎ 12日目 (4/14 金) 快晴
   Aoraki Mt.Cook area 1日目
  Queenstown 8:00⇒(長距離バス)⇒Cromwell⇒⇒10:30 Omarama⇒⇒Twizel⇒(長距離バス)⇒
  12:00 Aoraki Mt.Cook(Hermitage)14:10→15:00 Red tarns→15:30 Lookout 15:40→Red tarns→16:00        Hermitage Chalet 
 
  今日は3番目の目的地であるアオラキ・マウント・クック地区に長距離バス(Newmans Coach)で移動する日。 朝、宿B/Bのキャンベル氏が車でバス停まで送ってくれる。 親切なキャンベル夫妻に感謝。
 
  マウント・クックまで4時間、長距離バスで移動しながら思ったのは「NZって広いなあ〜」との感想。 国土は日本の3/4なのに時速100km/hrの長距離バスで移動していても風景はゆっくりとしか変化しない。 車窓の風景が牧場地区・果樹園地区・丘陵地区・湖地区・荒涼たる未開拓地区・山間地区など、あわただしくなくゆったりと流れていく。 何故だろうと考えてしまう。 町を離れると人は殆ど見かけない。 牧畜国だから当然、羊を筆頭に家畜だけが目立つ。 雄大なゆったりと流れる風景に飽きることなく魅入ってしまう。
 
 いくつかの町を過ぎ、やっとプカキ湖の畔から遠くにマウント・クックの三角ピークが見えてきて最終目的地に近づいたことを知る。 バスは展望台で写真タイムのストップ・サービスまでしてくれる。
 
 12時、ハーミテージ・ホテルに到着。 チェックインして2泊滞在のシャレーに落ち着く。 三角屋根のこじんまりした清潔な4人部屋でキッチンセット・シャワー付で240NZ$/泊(18000円)とリーゾナブル。
  
 午後、時間があるのでホテル裏側の展望高台湿地帯のレッド・ターンズに出かける。 1時間弱の登りだったがNZに来て最もきつい急坂をこなすと池塘もある湿地展望台レッド・ターンズ1143mだ。 眼下にはフッカー谷が広がり、マウント・クックを初めとする周囲の山々が一望の下に見渡せる最高のポイントだった。
 天気もよく暖かいのでさらに上の稜線を目指すが上へ上へと続き限がないので適当な場所で休憩し引き返す。
T・Yさんはさらに上へと行ってしまったが時間切れでそのうち帰ってくるだろう。
 
 シャレーでシャワーを浴び、サッパリしてホテルレストランへ夕食に出かける。 バイキング方式で料理は豊富で申し分ないが他にレストランがないのでここを利用するしかないのが難点。 マイカーなら途中の町で食材を仕入れシャレーで自炊の手もあるが、バス移動ではこれもままならずレストランを利用するしかなかった。 因みに夕食代は宿泊代とほぼ同じとなってしまった。
 

Cromwell の果物販売店 リンゴが袋積で販売

黄葉した見事な街路樹  Cromwell にて

長距離バスの車窓から  Twizel付近にて

長距離バスの車窓から  Twizel付近の羊牧場

アオラキ地区入口であるLake Pukaki の展望台から

Lake Pukakiの展望台からのマウント・クック

Hotel Hermitage前から
Mt.Sefton(3159m) と Mt.Footstool(2767m)

Hotel Hermitage前から MtCook(3754m)
     

Red Tarns への登りからHooker valley全景を見る

Red Tarns の湿地帯  奥にミューラー湖が見える

愛らしい花が Red Tarnsで咲いていた

Red Tarns上にある池塘と水草

Red Tarns のさらに上部からみたHooker valley全景
  

Hotel Hermitage 前に建つエドモンド・ヒラリー卿像
(エベレスト初登頂者)と柴ちゃん
 
◎ 13日目(4/15 土) 晴
   Aoraki Mt.Cook area 2日目

  Hermitage9:25→10:00 Camping ground→10:25 Mueller lake→11:50 Hooker lake 12:40→Mueller lake→
  14:50 Camping ground→15:30 Hermitage

  
 最終のトレッキング日を迎えてマウント・クックを近くに仰ぎ見るフッカー湖を訪ねることにする。
 
 シャレーを出発してフッカー谷の山麓をしばらく歩く。 草紅葉が黄葉に色づき平坦な谷全体が黄金色に輝き心和む思いだ。 キャンプサイドには数張りのテントがあり、ここからは河原に沿って歩く。 慰霊碑やミューラー湖の展望台、2ヶ所の吊橋を渡ってフッカー湖へと進むが刻々変わる風景に眼を奪われ、大いに楽しませてくれる。
 聳える山々・ぶらさがる氷河帯・U字谷・咲き残った草花に見とれ、さすが人気コースだけあって訪れる人も多い。 家族連れ・若いカップル・老夫婦などまちまちだが日本人も個人客にツアー団体客と結構多い。
 
 フッカー湖ではのんびりとサンドイッチを頬張りリラックスタイムを過ごす。 景色を楽しみ写真を撮り小さな氷河塊を手にしたりで至福の時を過ごす。
 
 帰りは同じ道を戻るのだが、天気良く気温も上がっているので周囲の雪山の雪崩を期待していると、案の定「ド-ンド-ン」と鈍い音が頻繁に聞こえてくるものの大きな雪崩を視認することは出来ない。 我々はセフトン山の南斜面を眺めながら歩いているのだが、音は反対側の見えない北斜面でおこっている雪崩の鈍い音のようだ。(ここは南半球で太陽は北斜面にあたることをお忘れなく) それでも小さな雪崩は二三度見られたが・・・・・・。
 
 また、行きでは元気のよかった子供たちも疲れたか復路キャンプ地手前まで来ると元気がなく親に駄々をこねている光景は世界中同じだと笑えてくる。 
 
 キャンプ地先で道はふたてに別れる。 ハーミテージに帰る道とミューラー湖をまじかに見えるケアポイントに行く道である。 T・Yさんは時間もあり行きたいというのでケアポイントへ、MさんとS(柴ちゃん)はシャレーに戻ることにして別れる。
 
 今夜の夕食もホテルのレストラン、雰囲気はよいが同じバイキングなので新鮮味に欠けるが仕方ない。 メインのトレッキング・コースは全て終了したので皆の無事を祝ってNZ産ボトルのホワイトワイン・シャルドネで乾杯。 なんだかんだといいながら毎晩乾杯しているようだ。 アルコールは苦手との人もいるのに・・・・・。
 

草紅葉の木道を歩く 後方はRed Tarnsのピーク

Mt.Cookに逝った若きクライマーの慰霊プレート

フッカー谷全景 右山麓にハーミテージ施設
中央手前のピークがRed Tarns

ミューラー湖(Mueller lake) と
  左:Mt.Sefton(3159m)  右:Mt.Footstool(2767m)

ミューラー氷河から湖へと U字谷がはっきりと

フッカー橋への断崖道

フッカー吊橋

フッカー湖からみるMt.Cook(3754m)

フッカー湖に浮かぶ融けた氷河塊

フッカー氷河の末端 崩れて氷河塊となり浮かぶ

氷河のセラック帯

雲のたなびくMt.Cook (3754m)   (Zoom)

フッカー湖畔を歩く

フッカー湖をサイドに  マウント・クックを背景に

広々とした草紅葉のフッカー谷

???バード
 
◎ 14日目(4/16 日) 晴
   Aoraki Mt.Cook area 3日目

   (Hermitage付近散策)→Aoraki Mt.Cook 13:35⇒(長距離バス)⇒Twizel⇒⇒Tekapo⇒⇒Fairlie⇒16:10        Geraldine 16:45⇒Ashburton⇒⇒17:55 Rakaia⇒(長距離バス)⇒19:00 Christchurch
  
  出発の朝を迎える。 今日も天気よく早朝山々は朝焼けに輝く。 美しい最後の朝だった。
 
 クライストチャーチ(CHC)行きのバスは13:35発、シャレーのチェックアウトは11時まで延ばしてもらうが中途半端で時間を有効に使えない。 仕方ないのでホテル周辺を散歩して11時前まで時間を潰しチェックアウトする。 ポーターにバス発車まで荷物をキープするよう依頼するとCHC行きのバスに積み込んでおくと言う。 親切はありがたいが本当かなとつい疑ってしまう。 バスが昼食時間を終えバス停に予定通り到着したのでまず荷物室をチェックすると間違いなく我々の荷物が載っている。 多少なりとも疑ったことを申し訳なく思ったし、そのシステムの手際よさに感心する。 ポーターにチップを渡したかったが発車までポーターがその場に現れず心残りとなってしまった。
 
 バスはCHCまで4時間半を要す。 途中、テカポ湖の観光地を通過、休憩はないが中心地をゆっくりドライブしながら通過してくれる。 観光地で人通りも多いが町外に出ると乾燥した土漠地帯で荒涼たる風景だ。 いくつかの町を通り、バスが内陸のフェアーリーから東海岸に近づくにつれ丘陵地帯から平地へと変化してくる。 牧草地の緑も徐々に目立つようになり大規模な散水設備も多くなる。 バスは高速だが風景はゆっくりゆっくりと変化し、あらためて国土の広さを実感する。 CHC手前で暗くなりはじめCHC到着時はすっかり暗くなってしまった。
 
 行きに泊まったホテル・ウィンザーに7時過ぎチェックインし早速夕食をと町に出て、またも無難な中華料理で締めくくることになってしまった。
 

Mt.Cook の朝焼け

東の山の朝焼け

フッカー谷の朝焼け

日の出に輝くMt.Sefton

シャレーの前での おしどり夫婦

ハーミテージ・ホテルの全景 左端にシャレーが建つ

バスの車窓からの羊牧場

バスの車窓からの羊牧場
 
◎ 15日目(4/17 月) 晴
  (Christchurch市内散策)→Christchurch 12:55⇒(SQ298)⇒19:30 Singapore
 
 帰国の日を迎えるが午前中の時間を利用し中心街を歩いて観光する。 大聖堂横のインフォメーション・センター横にアクアリュームを見つけ入場する。 キウイ・ショーは時間の関係で見られなかったが魚類の生態は珍しく、ビデオ映画でNZの自然・動物・植物など紹介してくれたのはありがたかった。
 
 ホテルに戻りシャットル・タクシーで空港に向う。 搭乗手続きの際、機内持ち込み荷物が大きすぎると多少クレーム受けるが仲間に分散することで事なきを得る。
 シンガポールまでリラックスしたいのだが、残念ながら満席、10時間半のつらいフライトとなった。
 
 シンガポールでのトランジットに5時間半もある。 町へ出ることも考えたが疲れているので空港に留まることにした。 仲間は仮眠していたが柴ちゃんはテレビを見たりインターネットを覗いたりで時を過ごす。 ここはハブ空港で設備は整っており時間をすごし易いが、無料のインタネットが沢山設置されているのはありがたい。
 

英国風の古い建物が目立つ

近代的なアートギャラリー

CHC中心を流れるエイボン川沿いの公園

第1次世界大戦のための「追憶の橋」

CHC中心を流れるエイボン川沿いの公園

キャプテン・スコットの像

エイボン川沿いの公園風景

ホテル横にあった大輪のひまわり
  
◎ 16日目(4/18 火) 
   Singapore 1:10⇒(SQ986)⇒8:35 関空
 
 深夜の出発便だが空席が目立ち、横になって熟睡しながら帰国できた。 
 

 
 16日間のニュージランド・トレッキングに出かけ、三ヶ所の主要なコースを無事周回してきた。
 大雨と霰のミルフォードであり、ルートバーンとマウントクックは連日晴天に恵まれ対照的なトレッキングではあったが両方の体験が出来、晴・雨ともにすばらしいといわれるニュージランドを眼にしてなるほど本当だったと改めて認識できた。
 
 また、これも日本の狭さとは対照的に、国土がゆっくりゆっくりと変化していく風景に接し自然の豊かさを感じさせられ、現地であった人々も友好的で人間味あふれた人たちで貴重な経験が出来た。
 
 今回はすべてインターネットを通しての個人手配旅行で一人41万円要したが、自分では知らざる世界を見た貴重な安い体験旅行だったと思っている。
 

                            注)一部、Yさん、Mさん撮影の写真を流用しております。
 
 
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