『ツール・ド・モンブラン』トレッキング 3/5

◎ 5日目(8/24 水) 早朝霧/快晴/晴
   TMB  2日目

  
  モッテ小屋(1870m)7:50〜10:00セイニュのコル(2516m:仏/伊国境)10:35〜11:55エリザベッタ小屋(2258m)12:45〜13:45コンバル湖(1970m)13:55〜(上部トラバース展望道)〜15:30展望最高点(2440m)15:55〜17:40シェクルイのコル(1956m:メイゾン・ビエレ小屋泊)
      歩行 20.2km   歩行時間 7時間00分   所要時間 9時間50分

 
 今日はTMBのルート中で最初のハイライト地点をトレックするため胸躍る。 早朝は霧で視界を塞いでいるが天気に心配はなさそう。 出発の頃には徐々に晴れ間が覗いてきた。
 
 モッテ小屋の裏の大岩付近にマーモットの巣穴が多くあり、時々顔を出す。 小屋から草原状の登りがセイニューのコルまで続く。 650mの高度差はあるが周辺の山・谷・氷河・花の風景に見とれ、途中2回の休憩をとるが疲れを感じない。 ただ、絶景に見とれるのみ。 皆からも「素晴らしい!」とか「素敵!」の単純な言葉のみ、もっと形容語があろうが出てこない模様。
 
 まもなくセイニュー・コルに着く。 ここはフランスとイタリアの国境だが表示は小石柱のみで「F]と「I」が反対面に刻まれ国境であることを示している。 検問所など何もなく、以後、山での国境は同じ状態。 我々は一線に並び片足を上げて写真を撮り国境越えをしたが、なぜか途中仲良しになったフランス語しか話せないおじいちゃんまで仲良く一緒に入っていた。
 

グラシェ針峰(3816m)とグラシェ氷河
 セイニューへの登りから

グラシェ針峰の反対側 左がセイニューのコル
  

セイニューへの登りで休憩 何に見とれているのか

セイニューのコルへあと一息 でもないか

セイニューのコルからヴェニの谷(西側)

セイニュー・コルの国境(仏⇒伊) 石柱があるのみ
 
 コルでの絶景はいうまでもないが語彙が貧弱なので、あとは写真を見ていただきたい。  飽きぬ風景にいつまでも留まりたいが先を急ぎエリザベッタ小屋を目指す。 お花畑の下りから緩い下りのヴェニの谷を歩くが、反対側クールマイユール方面からのハイカーやマウンテンバイクの一行やらと行き交いながら、まもなくエリザベッタ小屋に着く。
 
 小屋(2258m)は小丘の上に建ち、ロケーションは抜群。 ここは当初、予約できなかった小屋だが人気の小屋であることが現地を見て判った。 昼食をとり、外に出ると中に入れないハイカーが一杯。 周囲の写真を撮り、早々に退散。 次のコンバル湿原・湖へと。

 コンバル湿原・湖へは氷河から流れ下ってきた小川に沿って、そよ風に吹かれ、子供連れのハイカーともすれ違いながら気分良く歩く。 湿原・湖の風景はまた格別の景色を展開してくれる。
 コンバル橋に着いた折、ガイド中島氏から疲れている人がいるので谷筋の道か上部展望トラバース道にするかの相談があったが、コース変更で行程時間が短くなったこと、時間に余裕があること、快晴で展望が期待できることを理由に、やや疲れている人はいるがゆっくり登れば大丈夫と展望コースを選択する。
 
 470mの高度差はあるが途中、牧童小屋で休憩し、かつ登りの展望も申し分ないので疲れを忘れさせてくれる。  全員、展望最高点(2440m)に着いても、疲れを忘れ、展望に酔いしれ生き生きした顔であり、ホッとする。
 
 一息ついて、あとは展望の良いトラバース道を2時間弱歩いてシュクルイ・コルにあるメイゾン・ビエレ小屋へと向う。 展望に事欠かないが頂上を雲に隠したグランド・ジョラスもはっきりと視認できた。 途中、足に豆をつくった人の手当てはあったが、絶景を楽しみ珍しい花々も多々見ながら6時前、小屋に着く。 なお、この時期、こちらでは朝6時過ぎ、空が明らみ、8時半ごろ日が暮れるので、日本の感覚とは大違い。 従って、朝の出発は遅く(朝食も遅い)、夕6時と言ってもまだまだ明るいのである。 今日は長時間にもかかわらず14名とも元気であり、第一難関は無事通過した。
 
 小屋は15名で一室借切り、部屋前の2階テラスも独占状態。 着後、シャワーでさっぱり。 夕刻、夕日に映えるグランド・ジョラスの勇姿をカメラに収めようとしたが雲が多くなり、願いはかなわなかった。 夕食はイタリアらしくスパゲェティ。 
部屋の2段ベットの一部はパイプつくりでガタガタ、夜、寝返るごとに震度5以上で上下お互いにびっくりし合うが疲れもあり徐々に慣れてあとは安眠。 
 

セイニュー・コルにてモンブランをバックに
       
左:モンブラン本峰(4810m) フランス側   
  右:モンブラン・クールマイユール(4748m) 伊側  

国境は石柱 こちらに I (伊)と反対側にF(仏)と

ヴェニの谷(東側) 奥中央がグラン・コンビン

セイニュー・コルから下りにかかる

上の拡大写真  グラン・コンビン(4314m):スイス
 

TMBを走破する自転車チーム

エリザベッタ小屋とトレラテート針峰(3930m)

エリザベッタ小屋での昼食

氷河の舌端 赤い部分は氷河の後退で岩盤が露出

グラシェ針峰(3816m)と氷河をバックに(Mu氏撮影)

セイニュー・コルからの下りで出会ったお花畑

エリザベッタ小屋からの下りで小屋方向を振り返る
  

コンバル湿原と左:セイニュー峠 右:グラシェ針峰
(Mu氏撮影)

表面が岩に覆われたミアージュ氷河

左写真の右側 更に2本の氷河が流れる 

展望最高点から見るヴェニの谷(手前)とフェレの谷

展望最高点にて(2440m)

グラシェとトレラテート針峰 下はコンバル湿原

左写真の拡大(Mu氏撮影)

ミアージュ氷河 森林帯を飲み込みそう

トラバース道から雲の中のグランド・ジョラス(右端)

 

 

シェクルイ・コルからヤナギランとグランド・ジョラス

メイゾン・ビエレ小屋のテラスで憩いのひととき
 
 ◎ 6日目(8/25 木) 早朝霧/快晴/晴/曇/雨
   TMB  3日目

  
  メイゾン・ビエレ小屋(1956m)9:00〜11:45クールマイユール(1224m)14:30=(バス)=14:50ルパリュード(1642m :アルベルゴ・フニヴィア・ホテル泊)
      歩行 5.1km   歩行時間 2時間15分   所要時間 2時間45分

 
 昨夜はやや長距離となったので今日は休養日、小屋からクールマイユールの町までゴンドラで降りられるが徒歩2時間強らしくお花畑の中をゆっくり歩きくだる。
 
 途中、柴ちゃんのリュックにさしておいたストックの先がなくなり、あわてて取りにかえるドジをやる。時間に余裕がありよかったが、ストックをリュックに取り付けるときは皆さんしっかりやりましょう。 反省!!!
 
 種々のお花を目にしながら町へと。 途中、広いお花畑にさしかかった折、花畑を手前に後方のグランド・ジョラスをバックにして写真の構図を決めようと多くの仲間が寝そべっているとき、登ってきた西洋人がそのポーズに興味があったのだろうと思うが我々仲間の写真を撮っていた。 お互い、顔を見合わせ苦笑い・・・・・・。 カメラ好きのおかしな日本人とうつったのだろう。
 
 町に入って、しばらく旧市街を歩く。 昔の古い石畳の路地と民家が並び、きれいな花で飾られている。 中央を流れる川を渡ると町のメインに入り急に観光客が多くなる。 教会前で解散し1時間の自由行動、個々に町中を散策しながら明日の昼食を買い入れたあと、レストランで昼食。 ピザを注文すると大きさに驚くが一人、半枚で充分。 人数が多いので4種のピザを注文し少しずつ食べ較べて満足する。
 
 食後、バスで移動し、ルパリュードのアルベルゴ・フニヴィア・ホテルに入る。 ホテル横にエルブロネからエギューユ・ド・ミディにいけるゴンドラ駅がある。 時間が早いので今日はゆっくり。 部屋は4階のドミトリー(大部屋)、早速シャワーを浴びようとYo氏が入るも湯水が出ないという。イタリアでもダメかとフロントで交渉し、2・3階のシャワーを借りて事なきを得る。
 また、夕食には参った。 イタリアの食事時間が長いのは有名だが、それにしても長すぎる。 スープにカルッパチョ(生肉料理)のメニュー、間が長すぎる。 あくびをするやら眠くなるやら日本人にはつらいディナーとなった。
 
 夕方から雨が降り出す。 明日は大丈夫かと訝りながら床につく。
 

西洋人のハイカーはダブル・ストックが一般的

ガスでグランド・ジョラスは見えず あきらめて小屋を

メイゾン・ビエレ小屋前で

メイゾン・ビエレ小屋と裏山???

 

 

  

  

  

 

     

お花畑の真ん中で日光浴する女性

クールマイユールの町

クールマイユールの花畑からグランド・ジョラス

グランド・ジョラスのズーム写真

クールマイユールの旧市街(石畳の細い路地)

クールマイユールの教会前広場

今日の宿舎ホテル。アルベルゴ・フニヴィア
    
    
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