年月日 2005年6月11日(土)
地域 岐阜県北部白川村
山名 天生湿原・木平湿原・籾糠山(1744m)
天候 雨/曇
参加人数 8名
1/25000地図 平瀬・鳩谷

行程       ⇒⇒ 車   →→ 徒歩
  竜王IC5:15⇒(名神・東海北陸道)⇒7:30荘川IC⇒⇒白川郷⇒⇒8:35天生峠9:05→→天生湿原→→
  カラ谷分岐→(ブナ探勝路)→籾糠分岐→→11:20籾糠山11:45→→籾糠分岐→→12:20木平分岐→→
  木平湿原→→カラ谷分岐→→13:30天生湿原13:45→→14:10天生峠14:30⇒⇒14:55白川郷15:25⇒⇒
  16:05平瀬温泉16:40⇒⇒荘川IC⇒⇒20:15竜王IC              歩行時間 4時間15分
                                              行動時間 5時間05分  
記録
  前夜発し現地にてテント仮眠をとる予定であったが、雨が予想されたので当日の早朝出発に切り替えた。梅雨入りを予想される天候ではあったが、湿原の観察には、これも良しと出かけることにする。
  8名が竜王ICに集合し、2台の車で出発。 目的地の天生峠へは国道360号線で西の白川郷、東の河合村から夫々向えるのだが、例年冬期は閉鎖となり 6月1日から開通する。 昨年は河合村側から先に開通し、白川からは開通がおくれた。 今年はどうだろうと念のため確認すると昨年とは反対に白川からは開通しているが、河合からは昨年の台風で不通になった箇所の復旧が遅れ9月頃開通するという。 確認してよかった。 この道路は毎年確認が必要のようだ。
  荘川ICで下道におり156号線で御母衣ダム・白川郷経由天生峠に3時間20分を要して到着。 予報の通り、道中、雨の強弱はあり降り続いているものの、さして気になるほどでない。
  全員、雨具をまとい、自然保護の協力金として500円/人を払って出発。 30分で天生湿原の入り口に到着するも残念ながらミズバショウやザゼンソウは終わりに近い。 しかし、湿原の草花や樹々に咲く花は雨にぬれみずみずしく輝いて実に美しい。 
 樹々ではムシカリ(オオカメノキ)・タミシバ・ミズキの花々が多く、とりわけムシカリの花はコース中、どこにでも見られ数の多さに驚く。
 草花も種類は多くサンカヨウ・エンレイソウ・ニリンソウ・ツバメオモト・リュウキンカ・ミツバオウレン・キヌガサソウ・マイズルソウetcが主体だったろうか。 進むにつれ高度を上げるにつれ同じ草花も花の状態が異なり、散りかけ、満開、咲き始めと状態をかえ観察できる。
 天生湿原を過ぎ、カツラの大木群に遭遇すると、ここで道が三本に分かれる。 昨年は中央のカラ谷道を選んだので今年は右のブナの探勝路を選ぶ。 因みに左の道は木平湿原に通じる道だが下山に使うことになる。
 ブナの探勝路に入ると足元には花一杯の草花で敷き詰められ、目線の上部はブナの大木に包まれ、濡れた新緑の美しさに圧倒される。 まもなく尾根道に取り付き何度かの急登を繰り返し、カラ谷からの登山道に合流する。 更に進み雪を残す小さな沢を渡って、二度の急登をこなすと籾糠山(1744m)山頂に着く。 昨年、眼前にした北アルプスの高山は残念ながら雨で展望はなく視界ゼロ。 昼食とするが風も強くなり早々に切り上げて下山開始。 少し下がると風も気にならなくなり、木平分岐から木平湿原への道に入る。 この道はやたらとムシカリが咲きほこり楽しませてくれる。
  

ミツバオウレン

リュウキンカ

ミズバショウ

ミズバショウとコバイケイソウの共生

ムシカリ(オオカメノキ)

エンレイソウ

湿地に草花の新緑が生えて美しい

ミドリニリンソウ

ニリンソウ

ミドリニリンソウ

ニリンソウ

カラ谷分岐付近の新緑
 
  木平湿原は、山に囲まれた窪地に出来た天生湿原とは異なり、高原状の台地に出来た小さな湿原であまり目立った植生があるわけでないが、むしろ近くにあるダケカンバの見事な大木に眼が移ってしまった。
  木平湿原からカラ谷分岐までの下山道も大木と草花に囲まれた見ごたえのある道であり、カラ谷分岐手前の沢近くでキヌガサソウが咲いていたのは特に印象的であった。
  帰り、天生湿原内にある社広場で最後の休憩をとり、天生峠に帰り着く。 トレック中、雨は降ったり止んだりで山の展望はなかったが、湿原の見学にはむしろ新鮮さがあり、良かったように思う。
  また、現地ガイドの話では6/下にはニッコウキスゲ・ササユリが咲き、続いてサワラン・ワレモコウが開花し、秋の紅葉は10/10-15頃、最盛期を迎えるという 大変、魅力ある湿原であり、時期を変えて再度訪れたいと思う。
 

サンカヨウ

籾糠山山頂にて(1744m)

ツバメオモト

コシジオウレン(ミツバノバイカオウレン)

タムシバ

湿原への道

マイズルソウ

ブナ樹と登山道

キヌガサソウ

ニリンソウの咲き乱れる登山道

ミヤマキンバイ

カツラの大木

???

城山展望台から見た白川郷全景
 
  帰りは城山展望台から白川郷の全貌を眺め、平瀬温泉では新装なった「しらみずの湯」(600円/人)で心地よく汗を流し、高速道に入って関SAで夕飯を取り、8時過ぎ竜王ICで解散する。 雨模様のトレックではあったが、全員湿原の草花とブナ・カツラ・ダケカンバの大樹と新緑に囲まれ、大いに森林浴を楽しんだと思う。
 帰宅後のニュースでは今日梅雨入りしたことを報じていた。  
  
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