| 年月日 | 2005年5月2日(月)〜4日(水) |
| 地域 | 石川県白山連峰 |
| 山名 | 御前峰(2702m)・大汝峰(2684m) |
| 天候 | 快晴 |
| 参加人数 | ♂5人+♀2人=7人(湖南岳友会) |
| 1/25000地図 | 白山・加賀市ノ瀬 |
![]() 大汝峰(2684m)より見た左:剣ヶ峰(2677m)と右:御前峰(2702m) 下の雪原に夏は七池が展開し、室堂は御前峰の反対側右奥に位置する |
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| 行程 5/2(月) 竜王IC20:30⇒⇒福井北IC⇒⇒24:00市ノ瀬 5/3(火・祝) 市ノ瀬(850m)6:25→→8:10別当出合(1250m)8:30→→9:20中飯場9:30→→11:15 甚之助小屋(1970m)12:05→→(エコーラインの左を直登)→→13:50室堂(2450m)14:35 →→15:25御前峰(2702m)15:45→→16:05室堂(泊) 歩行時間 6時間20分 5/4(水・祝) 室堂(2450m)7:00→→7:50大汝峰(2684m)8:15→→9:00室堂9:25→→10:10甚之助小屋 10:20→→10:55中飯場11:00→→11:40別当出合12:35→→14:00市ノ瀬⇒⇒福井IC ⇒⇒19:00竜王IC 歩行時間 5時間00分 |
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| 記録 5月2日(月) 湖南岳友会の例会に参加。 竜王ICで7人が落ち合い、夜のドライブで市ノ瀬に深夜到着。 春のGWとあって駐車場には多数の車が駐車している。 仮眠のテントを設営し、しばらく懇談したあと仮眠に入る。 |
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| 5月3日(火・祝) 5時起床し、朝食と出発準備を始める。 昨夜はわからなかったが周囲の土手には多くのフキノトウが芽を出してはいたものの、すでに食べごろを過ぎている。 ぶなの木にも新芽が出始め、淡い新緑をのぞかせている。 市ノ瀬からはいまだ冬の通行止めが続いており、別当出合まで歩くしかない。 車なら20分くらいのところを1時間45分要してしまった。 重い荷物を担いで歩くのだが別当出合まで舗装道にはまったく雪がない。 駐車場は雪で覆われていたが、少し除雪を急いでくれればGWの道路開通はできるだろうにとぼやきながら別当出合に着く。 すでに疲れを感じはじめる。 他のパーティーも前後到着。 皆さんも一様に休憩を摂る。 別当出合からはいよいよ登山開始。 柳谷川の渓谷沿いに見上げると、下は新緑、上は雪に覆われた山々で素晴らしい風景が展開する。 出発してすぐ、新装なった吊橋をわたる。 昨春、土石流で流された吊橋が元の位置より高い位置に取り付けられ立派なものに変わっていた。 吊橋をわたると残雪の世界に足を踏み入れ、高度を上げるにつれ雪はふかくなり歩きづらくなるが、結局、室堂まではアイゼンなしで登る。 別当出合〜中飯場間では夏道でなく、直登の雪道をこなさねばならぬ部分もあり、結構、疲れてしまう。 砂防新道沿いに登るのだが、雪で夏道はわからず自然と直登気味に登らねばならない。 温度が高く、腐れ雪のため歩きづらく夏の白山よりはるかに疲れる。 しかも一本道のトレースでなく、やたらと幅広く踏みあとがついており、あちこちが登山道に変身している。 しかし高度を上げるにつれ周囲の山々の景観は一段と目を惹き、チブリ尾根から別山への展望は特に素晴らしい。 やっと、到着した甚之助小屋は雪に埋もれ赤い屋根のみ雪の上に顔を出しており、ここで昼食をとる。 周囲は真っ白だが、気温が高く無風なので半袖姿でも寒くない。 |
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![]() 別当出合に架かる新装なった吊橋 |
![]() 甚之助小屋手前から赤兎山・大長山 |
![]() 甚之助小屋への登り |
![]() 甚之助小屋付近から別山・三ノ峰方面 |
![]() 雪に埋もれた甚之助小屋 |
![]() 弥陀ヶ原手前の尾根にて うしろは別山(2399m) |
| 昼食後、さらに上をめざすがますます傾斜も増してくる。 トレースをたどり登ると夏のエコーラインの左横を直登しており、あえぎあえぎ登る。 全員苦しそう。 誰もが休憩したいのだろうが、だれも口に出さず耐えて黙々と登っている。 そんなに我慢するなと思うも、こちらも辛抱している。 ああ、しんど。 我慢を重ねて弥陀ヶ原手前の尾根に出る。 やっと、開放され周囲の展望に歓声をあげる余裕が出てくる。 ここまでくれば室堂手前の最後の五葉坂はあるが雪原の散歩道である。 高度も上がり素晴らしい雪山の展望が広がる。 御岳・乗鞍・北ア連峰も遠くに見える。 広い雪原の弥陀ヶ原を横切り、最後のきつい五葉坂を登りきって室堂に着いた。 室堂センターや白山大社の建物は半分以上まだ雪の中。 鳥居も上部が雪原に頭を出している程度である。 |
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![]() 弥陀ヶ原から別山をみる |
![]() 室堂にある白山神社と鳥居 |
| 室堂センターで今夜の寝場所を確保したあと、空身(一部の人はサブザック)で御前峰(2702m)をめざす。 40分で山頂に立つ。 快晴無風の360度・さえぎるもののない展望に今日の苦闘を忘れる。 これがあるから、しんどい山を登ってくるのだ。 今日の登高差1850m、雪の中の登高を考えれば、満足感も湧いてくるというものだ。 ばんざい!。 しばらくの休息のあと、後ろ髪をひかれながら室堂へと降る。 |
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![]() 室堂から御前峰に向かうわれらのパーティー |
![]() 御前峰からの大汝峰(2684m) |
![]() 御前峰からの剣ヶ峰(2677m) |
![]() 御前峰(2702m)での記念写真 |
![]() 御前峰からの別山 下は室堂 |
![]() 御前峰からの降り 絵になるKさん |
| 小屋はまだオープン直後で準備が十分でなく素泊まりのみ。 使える宿泊棟はひと棟だけだが、結構混んでいる。 あちこちで夕食の準備が始まるが、我々のは豪勢なスキヤキ。 幹事さんの周到な準備に感謝、感謝。 スキヤキの匂いが周囲に充満する。 周囲の視線を浴びながら舌鼓を打つ。 すごく贅沢感を味わう。 あとは寝るのみ。 お休みなさい。 |
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| 5月4日(水・祝) 5時起床。 スキヤキ雑炊で腹ごしらえ。 今日はやや風が出てきたが快晴は変わらず。 昨夜の冷え込みで雪の表面は凍りつきサクサク状態。 アイゼンをつけ、御前峰の左側をまき雪原を登る。 御前峰北側の七池は雪に隠れているが、その中ほどを横断し、眼前の大汝峰に向かう。 登りの岩場でアイゼンをはずし大汝峰(2684m)に登頂。 雪に覆われた御前峰(2702m)・岩肌をあらわにした剣ヶ峰(2677m)が眼前に聳える。 周囲の山々の展望も素晴らしい。 山頂の平坦な部分を少し散策し、名残を惜しんで室堂に帰り着く。 |
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![]() 朝日に輝き雪に埋まった白山神社鳥居 |
![]() 室堂センター本館の朝 |
![]() 大汝峰に向かって雪原を歩く |
![]() 大汝峰頂上にて バックは御前峰 |
![]() 大汝峰から間名古の頭方面 うしろは三方崩山 |
![]() 大汝峰から剣ヶ峰(左)・御前峰(右) |
![]() 大汝峰東面の急傾斜のクラックの入った雪渓 |
![]() 大汝峰から七倉山・岩間温泉方面 |
![]() 大汝峰頂上の平坦地 夏はお花畑と化す |
![]() 大汝峰頂上にある石室避難小屋 |
| 室堂でパッキングをし直し、下山にかかる。 もう登りがないと思うと足が軽い。 頭の中はゆっくりと白山温泉入浴のシーンを想像する。 しかし、一方では気を抜くことなく慎重に下山をとも考える。 往路を戻るが、登りの急斜面も快調に降る。 登ってくる人の苦しそうな表情を見ると昨日の我々を見るようだ。室堂から別当出会いまで休憩も入れ、2時間15分の下山時間。 これには驚いたが、全員の健闘を讃えあい無事に下山したことに感謝。 |
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![]() 赤い屋根のみえる甚之助小屋とチブリ尾根 |
![]() 中飯場の上方でダケカンバの大木と大長山 |
![]() 別当出合〜市ノ瀬間から新緑の柳谷を仰ぎ見る |
![]() 永平寺近くの藤棚の美しいそば屋 |
| 別当出合でラーメンと炊き込みご飯の昼食をとり、1時間25分の歩きで市ノ瀬に帰着。 早速、白山温泉でヒノキ風呂に入浴(600円)。 これがいつもの楽しみ。 山行を振り返りながらの入浴は最高の気分。 帰りは皆さんのリクエストで永平寺近くの藤棚の美しい「りうぜん」そばに立ち寄り、腹ごしらえをして竜王ICに無事到着、解散となる。 Tリーダー、Iサブリーダーおよび参加者全員にお世話になり、楽しい・苦しい・素晴らしい山行であったことに感謝する。 |
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