高山に囲まれた『アンナプルナ内院』



記録
7日目(3/16 水) 快晴/曇/雨 
   キャンジン・ゴンパ(3730m)9:00→→11:10(リルン氷河見物4000m)11:35→→
   12:30キャンジン・ゴンパ(テント泊)

  朝、快晴に恵まれ、ランタン・リルンをはじめとして周囲の雪山が朝日に輝いている。 今日はゆっくりとランタンリルンから押し出される氷河を見るべく村から北側のモレーン帯の渓谷を遡る。 緩傾斜ではあるが高度もあり高山病症状の治まらぬ人も見られるだけに全員の足取りはバラバラ。 2時間ばかりでビューポイントに着く。 全員の到着を待って大岩の上に並びランタンリルンを背景に記念写真。 全員感嘆の声を上げながら満足そう。 しばらくして下山開始。 登りのつらさに比べ下山はまったく楽でルンルン気分。 

 テント場に戻り、ロッジで昼食。 午後は疲れをとるべく各自自由に休息をとる。 夕方から雨が降り出し、夜かなりの雨・霰となる。
 食欲は全員落ちているようだが、高山病症状にあまり影響を受けない人、かなり受けている人と個人差が大きいようである。

 明日は最奥の放牧地ランシサカルカに向かうが往復8時間のかなりなハードスケ。 体調を考えると全員完全往復は無理なようで途中で停滞・帰還の人も止むを得ないとおもった。 しかし、ロッジ主から馬を利用できるが、利用するなら下のランタン村から集めるという。 料金は1500RP/人・日(2300円)というので全員飛びつく。 一部を除きホースライディングの経験はないが、良い思い出になろうと明日を楽しみにする。
  

村から眺めるランタンリルン(7225m)

村には洒落た円型ロッジもある

ランタンリルンから右に連なる無名のピーク

キムシュン(6745m)と氷河の流れ

柴ちゃんの一枚

上写真の氷河舌端

ランタンリルン(7225m)の全景

シェルパのパサン君

満足そうな一行

ツララの剣を持った若いポーター君
  
 

8日目(3/17 木) 晴/曇・霧
   キャンジン・ゴンパ(3730m)7:20→→11:15ヌマバタン(3950m)11:30→→12:10ランシサカルカ(4100m)
   12:25→→13:10ヌマバタン13:25→→16:15キャンジン・ゴンパ(テント泊)

  今日の行程は長いので7時に出発予定だったが、馬は昨日のうちに集められたものの、こちらの習慣で夜繋いでいなかったため、朝は草を求め村周辺に散らばってしまい、これから探し集めるという。 のんびり待つしかない。 やや遅れて出発。 今日は朝から雲が出ており、天候は今ひとつだが何とかもちそう。
  ヌマバタンまで1回休憩をはさみ4時間。 馬も楽どころか結構疲れ、尻・膝が痛い。 おまけに客が素人と思うのかまったくコントロールが利かない。 2頭に一人の馬子がついているのだが前へ出ようとする馬、遅い馬、勝手な方向に進もうとする馬などバラバラ。 それに登り・降りでは落馬しないようしっかり鞍を持たねばならず結構疲れる。

  ヌマバタンで、ここが最終地点のランシカカルカと偽り馬主が言い出したが、わがガイドA氏は地理に精通しておりすぐ見破る。 しかし、これ以上は馬は無理と主張するためビューポイントまで歩くことにする。 40分ほど歩きビューポイントに到着したが、実に雄大ですばらしい景観を楽しませてくれ、尻の痛みも忘れさせてくれた。

  しばらくしてヌマバタンに戻り、乗馬。 帰り3時間ばかりかかったが全員体はガタガタ。 膝と尻の痛みで下馬した直後はまともに歩けぬ状態。 馬がこんなにしんどいとは。 参った参った。 長時間の乗馬はもう結構。

  落馬した人もいたが幸い大事にいたらず安堵。 ガイドのA氏だけを残し全員帰還し笑いながらの雑談をしていたがA氏がいつまでたっても帰ってこない。 周辺は霧に包まれ視界がきかなくなっている。 万一ということもあり心配になりサーダーに頼み、迎えを出してもらう。 かなり時間がたち、なお心配した頃、ニコニコ顔で乗馬しながら戻ってきた。 聞けば、途中、馬が言うことを聞かずストップし草を食べだしたので馬の食事が終わるまで仕方なく待っていたという。 心配させられたが笑い話ですんでよかったよかった。
   


 上:朝、馬が揃うのを待つ

 左:夜明けのテント場からランタンリルンを眺める

キャンジン村から今日進む谷を見通す

途中のカルカで休憩

中央のモレーン帯を越えるとランシサカルカ

  

ポンゲンドック(5930m)

ヤナカンガ(5844m)

ランシサリ(6427m)

ヌマバタンで馬をおりランシサカルカに向かって歩く

ランシサカルカへの歩き道

ビューポイントでのんびり一服

ビューポイントからのランシサカルカ方面

帰りのランタン谷を眺める
  
 
9日目(3/18 金) 晴/曇/雨
 
  キャンジン・ゴンパ(3730m)8:05→→10:20ランタン(3330m)10:35→→12:25ゴラタベラ(3020m)14:15
  →→16:05ラマホテル(2340m)(テント泊)

  昨夜も雨が降ったが今朝はまずまずの天気。 今の季節、朝:快晴、昼前後から曇、夕方から小雨、夜遅く星空が一日の天気パターンのよう。

  今日は帰路につく日で高山病から開放されると思うと気が軽い。 朝食・テント撤収のあと、全員で記念写真。  総員25名の大所帯。 日本人8名に対し現地スタッフ17名、なんと豪華なトレックだ。 贅沢すぎる気もするが、一面現地の雇用に寄与するのだからと納得しよう。
 
  皆さん、ご機嫌でスタート。 まだ高度が高いので少しの登りでも息があがるが、総じて降りなので足は軽い。 名残の山々を眺め、ずーたいの大きなヤクに遭遇したり、マニ石に囲まれた田舎道を通ったりでランタン村に着く。
 
ここは古い堆積モレーン上にできた村で中央には湿地帯まであり暖かくなれば青々と草花に包まれることだろうが今はまださびしい限りである。
 
  休憩後、ゴラタベラにむかい、ここで昼食をとる。 昼食も終わる頃、雨がきつくなりロッジで雨宿りする。 行動中の雨は初めてだが、ほどなく雨も上がり出発。
 
  ジャングル地帯に入ると白い山とはお別れとなるがシャクナゲと幾種かの花にお目にかかれた。
 
  夕食時、コックの計らいでY氏夫妻の結婚35周年記念の大型ケーキが華を添える。 お二人も良い思い出となったことだろう。 こんな山奥で材料も揃わぬのにスタッフの心づくしにありがとう。
  ラマホテルの夜は本格的な雨となるが夜半過ぎには止んだようだ。
  

出発の朝のキャンジン村とランタン山系

村から南のナヤガンガ

総員25名の記念写真

ランタン村のゴンパ(僧院)とランタン山系

ナヤガンガ(5844m)

キムシュン(6745m)と氷河

立派な体格のヤク

ランタン村への降り道

ランタン村へのマニ石街道

ランタン村の放牧地(旧モレーンの一部)

Y氏夫妻 結婚35周年おめでとう 少々疲れ気味?

ランタン村の一般的な民家

村はずれに位置する水車動力のマニ車

ゴラタベラからはジャングル地帯の下りが続く

真紅のシャクナゲはネパールの国華

???

白やピンクのシャクナゲもある

ラマホテルでのテント設営
     
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