高山に囲まれた『アンナプルナ内院』



記録
4日目(3/13 日)  快晴/曇 
    トゥーロ・シャブル(2210m)8:30→→11:00ランドスライド(1640m)→→12:30バンブー(1990m)13:45
    →→16:00ラムチェ(2440m)→→16:30ラマホテル(2340m)(テント泊)

  シャブルでの朝は快晴。 ガーネッシュの山々が朝日に映え赤く輝いている。 毎朝恒例のミルクティー・温水洗顔・仕度・朝食を終え出発。 今日は尾根筋のシャブル村から一挙に谷底まで降り、ランタン川に沿って遡行するが川筋は氷河からの融水で流れが速く大岩がゴロゴロしており、とても川筋は歩けない。 川からかなり上部山腹につけられた道を歩く。 ランドスライドでは温泉が湧き出ており頭を洗う。 バンブーで昼食。ここは川幅いっぱいに岩石と砂が堆積した場所で堆積地の横隅に数軒のロッジが建っている。 大水が出たら、どうなるのかと心配される。 
 バンブーからは高巻きの道となりラムチェまでが登りで、少し降ると今日の宿泊地ラマホテルに着く。 
 

ガーネッシュ・ヒマールT(7429m) (ズーム)

ガーネッシュ・ヒマールの山並み

稜線上のシャブルの村と斜面一面の段々畑

ランタン川にかかる立派な吊橋

細かい棘が一杯 触れると痛くチクチクする
おしたしで食べられるのが不思議

中州にかかる橋 増水すればアウトだろう

 

 

このロッジの手前空き地でテント設営

ロッジの台所 食器が整然とならんでいる
 
 

5日目(3/14 月) 快晴/曇
    ラマホテル(2340m)8:00→→11:15ゴラタベラ(3020m)13:00→→16:15ランタン(3350m)(テント泊)
 
  ラマホテルからはジャングル地帯となりゴラタベラまで続く。 雨季にはヒルが多発し、取り付かれること必至らしいが、今は乾期のためヒルの心配はない。 春も早く芽吹きもこれからで、シャクナゲを中心に数種の花が咲いている程度であった。 

  ゴラタベラで昼食となるが、ここからは、U字谷のランタン谷が雄大に開け、左右に大岩壁がそそりたち風景が一変する。 岩壁のうしろ上方には雪を戴いた針峰群山が進むにつれ、その姿を変貌させ、圧倒される。 
  ランタンU(6561m)や今回のトレックで最大目標のランタン・リルン(7225m)も徐々に大きく姿が現わし全員感動する。
  ヤクも高所に上がるにつれ放牧されている頭数が多くなるが、実にのんびりと枯れ草を食んでいる。

  ここまで来ると高度の関係で高山病症状を呈し、頭痛やむかつきを訴える人が出てきた。 ガイドA氏のアドバイスで急がず、ゆっくり、ゆっくりを心がけるが、馬の背を利用する人も出てきた。

  まもなく、ランタン村に到着するが、住民が定住する最奥地らしい。 すでに森林限界を超えており荒涼たる風景である。 穀物も十分育たぬだろうから生活の厳しさが覗える。 その上、厳しい寒さで防寒衣料も必要だろうし村全体の生活程度は実に厳しいものと思われる。 明日、向かうキャンジン・ゴンパはトレッキング客のためのロッジが多く建てられてはいるが定住地ではないという。
 

ラマホテル村はずれのマニ車

近くに雪山が見えてくる

ラマホテル〜ゴラタベラ間のジャングル地帯

ランタン・リルン(7225m)

  

サクラソウ

雄大なU字谷とランタン・リルン(7225m)

記念の一枚

怖そうに人間ヤクが本物ヤクにご挨拶

ゴラタベラ村の風景

ゴラタベラから馬を利用するトレッカーも

ゴラタベラからランタン方面へのU字谷を進む
  
 
6日目(3/15 火) 快晴/曇
   ランタン(3350m)8:15→→12:10キャンジン・ゴンパ(3730m)14:05→→16:05ピーク(4310m)16:15→→
   17:05キャンジン・ゴンパ(テント泊)
 
  今日はキャンプ最奥地に向かって出発。 高山病症状の出ている人もおり、ゆっくりゆっくり進む。 広大なU字谷底から見る周囲の山々は冠雪した鋭い頂きを天に向けて突っ立ている。 道周辺は乾いた潅木が少しある程度で荒涼たる風景だが、山々の姿は進むにつれ変化し飽きることはない。  ランタン川に沿った谷奥にはヒマラヤ襞の美しいガンチェンポ(6387m)がそびえ立っており一段と眼をひく。

 キャンジン・ゴンパに着き昼食・休憩後、高度順応のため北側ピーク(4310m)に登る。 村から直登するコースもあるが、右側を巻いてやや傾斜の緩いコースを選ぶ。 少し遠回りしピークの後方稜線に出て尾根に沿ってやや降りピークに着く。 展望は抜群で氷河跡、川の砂礫帯、ケシ粒ほどの村が一望でき、周囲の荒々しい高山も間近に見える。 ランタン周辺で最高峰のランタン・リルン(7225m)はやはり名峰にふさわしい姿で堂々と他を威圧しているようである。
 
  ピ−ク登頂をなした人、途中で断念した人に分かれたが、Y氏は高山病に悩まされながらも進まぬ足を数歩ずつゆっくり進め時間はかかったものの登頂を果たした根性は大したものだった。 一旦先に登頂し下山にかかったYさんも途中合流し再度頂上を夫婦で踏んだが結婚35周年の良い思い出となったでしょう。
  夕食は個人により差はあったが、疲れと高山病症状であまり食欲が出ない。 だが、ガイドA氏の準備してくれた種々の日本食にトレック中随分救われた。
    
  
 上:岩壁の割れ目は全て滝になっている。
     中央下、白い部分は氷壁になっている

 左:ランタン村とU字谷岩壁、
    うしろ奥にランタン山群が覗く

持参古着の配布に集まった村人(約50人)

めずらしい白いヤク

ランタン村を背後にモレーン帯の坂道を登る

 

ランタン村を下に見てきた道を振り返る

道中央にマニ石が長く整然と並ぶ

ランタン谷奥にガンチェンポが見えてくる

ランタン〜キャンジン・ゴンパ間でうしろを振り返る

ポンゲンドック(5930m) キャンジンの南東

ガンチェンポ(6387m) キャンジンの東

チェルコリ(4984m) キャンジンの北東

キムシュン(6745m) キャンジンの北

キャンジン・ゴンパ手前で振り返る  西側

キャンジュンのロッジと東の谷奥(ガンチェンポ)

お土産用のカラフルな布を織る女性

ヤナカンガ(5844m)方面 キャンジンの南

キャンジンの北側ピーク(4310m)から村を見下ろす

尾根筋に登り北側ピーク(右)を見る

キャンジン北側ピークから南東側 湖ではなく砂礫帯

キャンジンの北側ピークから北西側 氷河の後退跡

キャンジン北側ピーク(4310m)にて

キャンジン北側ピーク(4310m)にて
 
          ページ          前ページへ  ページ頭へ  次ページへ

                                 

トップページへ