秋の『伊吹山(1377m)』

年月日 2004年10月29日(金)〜31日(日)
山域 長野県・中央アルプス
山名 越百岳(2613m)・空木岳(2864m)
天候
参加人数 18人(湖南岳友会)

行程        ⇒⇒ 車移動  →→ 徒歩
  10/29  野洲駅19:30⇒⇒竜王IC20:00⇒⇒中津川IC⇒⇒22:40道の駅賤母(仮眠テント泊)
 
  10/30  賤母6:30⇒⇒(伊奈川・ケサ沢)⇒⇒駐車場(1100m)7:35→→8:20福栃平8:25→→
        9:00下ノコル9:20→→9:40上ノコル(1740m)→→10:05六合目(1900m)10:20→→
        10:55七合目(2070m)→→12:00越百小屋(2360m)(泊)
 (歩行時間 3時間45分)
 
  10/31  越百小屋(2360m)6:30→→7:20越百岳(2613m)7:30→→8:20仙崖嶺(2734m)8:40
        →→(休15分)→→10:00南駒ケ岳(2841m)10:15→→赤梛岳(2798m)→→(休10分)
        →→12:15空木岳(2864m)12:20→→13:20木曾殿山荘(2500m)13:35→→14:20
        八合目(2400m)→→15:25六合目(北沢1600m)→→16:25五合目(兎平1520m)
        16:30→→18:00駐車場(1100m)18:15⇒⇒恵那SA⇒⇒22:30栗東IC
                                          (歩行時間 9時間55分)
記録
10/29(金) 晴/曇
  湖南岳友会の秋山合宿に同行する。 参加者は18名の大所帯。 車4台で出発。 名神/中央道を利用し中津川ICでおり木曾街道を走り、道の駅賤母の一角にてテント泊。

 
10/30(土) 曇/雨
  朝、天候は今ひとつの曇空。  伊奈川を遡りダムからケサ沢に入り駐車場に着く。 準備を整え歩き始めるが福栃平までは緩い登りでここから山道に入る。 1,000〜1,500m辺りの広葉樹が紅葉盛んで色づいてはいるが日光に照らされていないので今ひとつ色の鮮やかさがない。 樹林帯の急勾配の連続をこなし下・上のコルを過ぎ水場も出てくるが黙々と高度を稼ぐ。 2,000m前後にはツガの樹林帯が見事だった。 ピークを登りきると雨が少し降ってくるが、ピークから少し降ると赤屋根の小さな超百小屋に到着する。 雨は徐々に強くなってき本降りとなるが、その前に小屋に到着したのはラッキーだった。
  小屋は複雑な造りであり収容人員も少ないが、大型ランプもあり郷愁のある趣きだ。 要予約だがドリップコーヒーと茶碗蒸のサービスに満足。 夕飯も山菜テンプラにおでんと心づくしの料理が並び一同感激。 これらをすべて男一人伊藤さんがてきぱきと手際よくこなしており感心する(奥さんは下山中)。 夜は電気を消しランプの灯での団欒にも快く応じてくれ、実に気持ちの良い山男であった。 再訪したい気持にさせられたのは柴ちゃんだけではなかろう。  夜中、強風雨に見舞われトタン屋根に雨音がはねていた。

 
福栃平近くの紅葉
越百小屋への登り道 ツガの樹林帯が美しい   越百小屋の夕食(おでん・山菜テンプラ・茶碗蒸)
越百小屋の大型ランプで寛ぐ参加者一同
  
10/31(日)  曇時々晴
  朝を迎えると山頂にはややガスがかかっているが見晴らしは悪くない。 今日の行程はハードだが天候は大丈夫のよう。 越百岳への登りは樹林帯で始まるが頂上近くは砂礫の岩稜となり頂上を踏む。 眼下には赤い屋根の越百小屋も見え、360度の展望。 東には伊那谷が横たわり天竜川が蛇行して流れている。 3000m級の山々の位置は判るが頂上部分は雲の中で残念。
 越百岳からは仙崖嶺・南駒ケ岳・赤梛岳・空木岳と続く稜線の縦走路は岩稜帯のアップダウンで変化もあり東には伊那谷を挟んで南アルプス、西には木曾谷の向こうに御岳・乗鞍岳が見える。 頂上部分はやや雲の中ではあったが晴れればいうことなしの展望だろうと想像する。 想像していたよりも素晴らしい展望であり花の季節に再訪したい気にさせられる。 
 今日の行程は長い割に遅れ気味の歩きとなっているので休憩を充分とれず最後の空木岳も早々に出発。 空木岳の降りは鎖と梯子のかかる危険個所もあるが慎重に通過し木曾殿山荘に到着。 小屋は既に今シーズンの営業終了しており少しの休憩後下山にかかる。
 日暮までに林道に出ようと全員急ぎ足で下山。 その甲斐あって五合目(兎平)の林道に日暮前に到着しホット一息入れる。
 
林道をしばらく歩き倉本への分岐点を過ぎ、さらにしばらく歩くと今回の山行最大の出来事に出くわす。
先頭を歩くOさんが「熊だ!」と大声を出す。 なんと山側10mぐらいの斜面に体長1mほどの熊が大声に愕いたのか集団の人間に愕いたのか一目散でアッと言う間にブッシュに逃げ込み見えなくなる。 一瞬の出来事で皆呆然と立ち尽くし恐怖の表情を浮かべていた。 これがパニックなのだと実感する。 写真を撮る暇もなかった。

 周辺もほどなく闇に包まれたが熊の恐怖もあり足は自然と速くなり1時間半の林道歩きで駐車場に全員無事戻り安堵する。

 
     越百小屋から南駒ケ岳を望む     越百岳頂上から・鞍部に赤屋根の越百小屋が見える
仙崖嶺(せんがいれい)への道  尾根道と岩稜帯
南駒ケ岳(2841m)へ 岩稜帯の巻き道
南駒ケ岳頂上での記念写真 南駒ケ岳と赤梛岳の中間にある百間平と伊那谷
赤梛岳の登り道から空木岳(2864m)を眺める 伊那谷と白峰三山・塩見岳
 
空木岳山頂にて 木曾殿山荘  シーズン終了で既に閉鎖
  
  
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