遥かなる『ケニア山&キリマンジャロ』

8日目  2/10(日) 晴/曇
 Capricon Hotel
     LV 09:00   1700m
 Mandara gate
     LV 10:00   1970m
 Mandara hut
    AR 14:20   2720m
    LV 15:30
 Maundi crater 
    AR 16:00   2850m
 Mandara hut
     AR 16:25   2720m
  いよいよキリマンジャロ登山である。今日から5日間の頑張り。 体調の下痢は収まったが胃炎は続く。
  ホテルからはバスで出発。 20分ほどでゲート到着。 入山手続きの間、土産売りが付きまとう。 ゲート付近は設備が整っており、切妻三角屋根の小屋が立ち並び、登山注意の看板も整備されている。
  手続き後、いよいよ出発。 高く聳える樹林帯(ジャングルというべきか)をゆっくりと息のあがらぬ スピードで歩く。 2度休憩したが目に付くのは樹樹に付着したコケとサルオガセである。
  雨が多いのかひんやりと湿度が高いよう。 高度順応のためゆっくりゆっくりと進み、2時過ぎ マラングハット に到着。  4人部屋の割り当てが済んだ後、近くの Maundi crater に向かう。 古い小さなクレーターであった。
  ロッジは三角形・切妻屋根でソーラーがついている。 充分な電気供給は無理だが役にはたつ。   ウレタンマットも厚く快適。 明日以降の小屋も同様で建屋はしっかりしている。 収容人員は70名という。   
 今日は疲れ残らなっかたが胃炎は依然として残る。 夜は安らかに眠る。
登り口 マンダラ・ゲート付近は高木の森林地帯 マンダラ。ハット近くのマウンディー・クレーター
マンダラ・ハットの入り口 宿泊した小屋前
 
9日目  2/11(月) 快晴/雨
 Mandara hut
        LV 07:50 2720m
 1回休憩  AR 08:33 2855m
 2回休憩  AR 09:28 3090m
 3回休憩  AR 10:29 3285m
 4回休憩  AR 11:52 3535m
 Horombo hut
        AR 14:00 3720m
        LV 15:30 3720m
 Zebra rocks
        AR 16:35 4000m
 Horombo hut
        AR 17:15 3720m


 高度順応のため超スローで出発。 息のあがらぬスピードで歩くため楽に高度を稼ぐ。
1回目の休憩で樹林帯をぬけ、眼前にキボ峰とマウェンジー峰が遠方に聳え感激する。 緩い登りの潅木帯をえんえんと歩く中、珍しいアフリカ特有の高山花が多く見られる。
 昼前から雲が厚めになり、12時過ぎ突然大粒の雨となる。 全員あわてて雨具をつける。   雨は一段と激しくなり、ホロンボハットまでもくもくと歩く。
  ロッジに着いた時にはかなり濡れ、火がないので乾燥させる手段がない。  ティタイムで一服していると雨が止み高度順応のため、ゼブラロックまででかける。
  今日も疲れあまり感じず順調だが胃炎は一向に消えず。  TS TT はゼブラロックで疲れ,かなり遅れる。
  ロッジは8名部屋で快適。 往復の登山者と高度順応のステイ者が泊まるため、収容人員140名と多い。
  夕食は高度の性か、さすがに食欲ないが KKは至って旺盛。 羨ましい。長い長い歩け歩けの1日だった。
  夕食時、現地人スタッフの紹介あり。  ガイド GODFREY  アシストガイド INOCENTY ・ARFRED・ ASAN  コック RAFAYET ポーター 20名  計 25名の大所帯。

 
小屋出発後、40分でキリマンジャロの勇姿に対面 左にはマウェンジー峰
ホロンボ・ロッジの入り口付近
 
10日目  2/12(火) 晴/曇
 Horombo hut
        LV 08:00 3720m
1回休憩   AR 08:35 3890m
2回休憩   AR 09:14 3900m
Last water  AR 10:05 4125m
4回休憩   AR 11:10 4260m
5回休憩   AR 11:47 4340m
6回休憩   AR 12:57 4480m
Kibo hut   AR 14:02 4720m

  今日もゆっくりとスタート。 潅木帯のやや急な斜面を2時間程進むといよいよサドルにかかる。
  4200mくらいでサドルにかかったろうか。  サドルは砂と岩石(噴石)のゴロゴロした無毛の砂漠地帯で短い枯草が少しあるのみ。   やや登りの平坦な足跡のみの道がキボ峰に向かって延々と延びている。
  もくもくと歩くのみ。 途中、休憩を取りながら歩くが正面にキボ峰・後方にマウェンジー峰を眺めながら少しずつ風景が変化する。 右手には浅間山に似た端正な坊主山が徐々に形を変える。
  かなり寒くなり防寒着を着込む。 キボハットが丘陵上に見えてからの最後1時間は長くつらい登りとなる。  近くに見えるがなかなか近づかず、やっと到着する。
  休憩後、高度順応のため、近くの丘に登る予定であったが、みぞれ状の小雪となり中止となる。
  我々はケニア山での高度順応ですこしは適応しているか。
  この分だとあすの頂上付近は積雪があるのではとやや気がかり。
夕食はリーダーの持参した雑煮で餅を3枚戴き、ミニキツネうどんも戴く。
  かなり寒いので着込んで寝るが、高度の性か明日の登頂を控えての興奮からか寝つきが悪い。  体調一向に回復せず胃炎続く。 明日のアタックが気になる。
朝立ちの準備 キリマンジャロへの気の遠くなる道
徐々に高度を上げる土漠道が続く 振るかえるとマウェンジー峰
ギボ・ハット近くの丘からマウェンジーをバックに
  
11日目   2/13(水) 晴/曇
 Kibo hut  LV 12:00 4720m
 1回休憩  AR 01:26 5000m
 2回休憩  AR 02:27 5180m
 Gillman's point
        AR 06:10 5685m
        LV 06:50 5685m
 Kibo hut  AR 09:20 4720m
        LV 11:20 4720m
 Horombo hut 
        AR 14:20 3720m


 軽くお粥を食べ、12:00キボハットを出発。 リーダーの先導でゆっくりと呼吸を乱さないペースで進む。
  最初はさほど急登ではなく、2時間ほどは比較的楽に登るが、カウンターブローを受けたごとく 徐々にきつくなる。
  砂礫帯にかかった頃、TSが遅れだしリーダーがついて別行動をとる。
  以後、現地ガイドの先導となる。 傾斜きつく益々呼吸あらくなり柴ちゃんも遅れがちになるが何とか根性でついていく。 ムカツキも徐々に増してくる。  5400mぐらいで先頭のTTもダウン寸前となり、隊を2組に分けるかどうか議論となるが結論でず 。  結局1隊でのぼることになり進む。 小生もダウン寸前となり足が前に出ない。 小刻みの立ち休憩多くなる。
  寒い。 防寒着の下にフリースを着込む。  5500−5600mごろから砂礫帯から岩石帯となり、頂上近くなる。  リーダーが追いつく。
  リーダーに引率者がいなかったと怒りをぶつえる者もいたが・・・・・
 3時間ほど経過以降のことは眠気に襲われ、荒い呼吸とであまり記憶にない。 幻覚に襲われた気もする。
  あと、わずかとなった頃、急に嘔吐に襲われ数回吐く。 TT THも同様   一呼吸ののち、やっとの思いで少し遅れギルマンズポイント(5685m)の頂上を踏む。
   8人が頂上に立つ。 涙を流す者も出る。 真っ暗な中での6時間の辛い厳しい登りであった。  しばらくして、ウフルに向かうものを募ると MK KK TH SCの4人が手を挙げる。 SC THはかなり参っているようだが見上げたもの。 リーダーを含め5人が出発していく。
  残った4人は記念写真をとったり、美しい日の出やクレーター風景を堪能しながら暫く時を過ごす。  ギルマンズポイントは狭く結構込み合う。 20−30人の登頂者で賑わう。
  6:50下山開始。 高山病のためムカツキ感が消えず、ゆっくり降る。
5500mあたりで登ってくるTSにあうが時間的に登頂断念させるようリーダーから聞いていたので説得し 一緒に降る。 ゆっくりゆっくりと時間をかけ降る。
  明るくなり周囲を眺めると凄い傾斜で岩が崩れ落ちそう。 よくも登ったものだと感慨に耽る。
  9:20小屋に戻り、下山の準備をしてウフル隊を待つ。
予想よりはるかに早く10:20頃ウフル隊帰着。 全員登頂したというが MK以外グロッキー寸前の様子。  TH SC KK ともに放心状態で下山のパッキングもままならぬ様子。 心配するが何とか準備終わる。
  もし、自分が参加していれば、どうなっていたろう。 ウフルは断念して正解だったと思う。
  11:20下山開始。 暫く歩くとMK TH SCは元気。 KK も徐々に元気出てくる。TM TT TH SC TSは遅れ気味。
  長い長いサドルを過ぎ感慨に耽りながら潅木帯を通り、やっとホロンボハットにバラバラで到着。  辛い長い一日であった。
  小屋に収まり、夕食となるが殆どの人は食欲なし。 眠るのみ。 ご苦労さん。  柴ちゃんも食欲全くなく胃炎も一段ときつい。
ギルマンズ・ポイントで夜明けを待つ キリマンジャロ火口壁の内側
マウェンジーの上に朝日が昇る ギルマンズポイントにて 寒い
ギルマンズポイントでの登頂者達20-30名 記念のモニュメント
頂上の氷河  だんだん小さくなっているという 一段と明るくなる
火口壁内側 直径2-3kmか 帰路 ギボ〜ホロンボでの休憩時 疲れてうずくまる
何の花 ??? ホロンボハットに戻る
ガイドのGODFREYとともに パーティの記念写真
  
12日目  2/14(木)
         晴/大雨/晴
 Horombo hut
        Lv 07:40 3720m
 中間点  AR 08:50 3430m
 Mandara hut
       AR 10:50 2720m
       LV 11:07 2720m
 Mandara gate
       AR 13:20 1970m
       LV 14:00 1970m
 Capricon hotel
       AR 14:15 1700m
       LV 15:45 1700m
 Memolla wildlife lodge
       AR 18:40 1600m

  熟睡で元気出る。 朝食後、別れを惜しみ小屋を出発。 景色を振り返り楽しみながらの下山となる。  満足感で足が軽いが、疲れの残る人もいる。
  ホロンボハットから暫く降った潅木帯の道で珍しい小さなカメレオンを見つける。 全員記念写真撮る。
  樹林帯まで来るとサルオガセが至る所で目につく。  マンダラハットでしばらく休憩後下山を続けると急に雨となり全員慌てて雨具をつけるが 
  TSは持参していない。 登山の基本を忘れたのか。 注意をうけたのに・・・・・・
  雨は一段と激しくなり、まさしくジャングルのスコールを彷彿とさせる。
 雨粒が雨具をたたき続け、マンダラゲートまで続く。 初めての経験となる。
 マンダラゲートで下山手続きの間、しばらく足止めとなるが車でホテルへ。
 やっとキリマンジャロ登山が終わったことになる。
 ホテルで荷を整理し、昼食後アリューシャへと車で出発。
 夕方、アリューシャ・サファリ・パークに到着。  アンボセリとは異なり、森林の丘陵地にあるサファリ。 棲んでいる動物も異なる。
  猿・チンパンジー・ブッシュバック・ウォターバック・ティクティク・キリン・ヌウetcを見学。
 夕暮れ遅くロッジに着く。 久方振りにシャワーを使うが充分な湯が出なく、水は汚い。  それでも今日はベッドで寝れるのが有り難い。
  夕食は例によりバイキングであるがあまり食欲なし。  明日は帰国。 荷物をまとめ早々にやすむが寝つきは悪い。 胃炎は一向に改善の兆しを見せない。

ホロンボハットよ さようなら マンダラハットへの道で  マウェンジー山
帰路 隠れ行くキリマンジャロ山 道脇にいたカメレオン 人を怖がらない
メモラロッジ近く 暮れ行くサファリ
  
13日目  2/15(金) 晴
 Memolla lodge
        LV 06:30 1600m
 Manangu AR 11:00 1400m
 Rest.Chalami
        AR 14:10
        LV 15:10
Nairobi A.P AR 15:40
        LV 18:15 EK424
Dubai     AR 00:25
 早朝のサファリを楽しむため、ホテルを早立ちする。
メモラ湖のフラミンゴの大群に、忘れられない印象を焼き付け、サファリを後にする。
  アリューシャではカルチャーヘリティッジの土産物店に立ち寄り、国境のマナングに向かう。
  ここでもタンザニア側は一括、ケニア側は個々に手続きし国境を越える。
しかし、行き同様どうゆう訳か個々の面通しがないのは不思議である。
国境で2台のサファリ車から大型バスに乗り換えナイロビへと一路ひた走る。  バスのボディーには(株)○○○○の日本語が書かれたまま。 これがステータスシンボルになるという。
 ナイロビの日本レストランCHALAMIで昼食。 味噌汁が旨い。
日本人のマスター・黒人の奥さん・日本人女性アルバイトとともに写真撮る。
後はナイロビ空港へと向かい手続き後帰国便を待つ。
待ち時間を利用し土産物店を物色する。 定刻、満席でドバイに向かい離陸。
  アフリカよ さらば もう来ることはないだろう。
  機中、やはり食事2回。 辟易する。 あまり寝付かれず。 5時間10分のフライト。 胃は依然として重く痛い。
メモラ湖のフラミンゴ 池を埋め尽くすフラミンゴ
アリューシャの公園で見た黄色の花をつけた大樹 ナイロビの日本人レストラン
ドバイ空港でのロビー
 
14日目  2/16(土) 晴
 Dubai    LV 02:45 EK068
 Singapore AR 14:00

  ドバイでは2時間待ち。 免税店を散策。 さすがオイルの国。 金ぴか店が並び、24時間営業に恐れ入る。
  予定通りフライトは飛び立つがまたしても満席。 ここも食事2回。 
うとうとするが満足に寝られず、疲れはどんどん溜まる。 フライト 7時間15分。
  シンガポールで延々11時間待つことになる。
トランジット客の便宜をはかるための無料観光バスで市内観光に出向く。
下車はなく2時間弱で戻るが、空港内の設備が揃っている割には時間をつぶすのに困る。  腹も一杯で本当に時間を弄ぶ。 胃の調子は相変わらず。
シンガポール空港近く シンガポール空港近く
  
15日目  2/17(日) 晴
 Singapore LV 01:10 SQ986
 関空    AR 08:05
  予定より15分早く離陸。 珍しいことである。 客は2/3程度。 やっと後部座席でのびのび出来た。   この間も食事は2回。  フライトは6時間。
  ナイロビを出て33時間でやっと日本に帰国。  アフリカは何と言っても遠かった。 今回のツアーはなんとなくバラバラ。 ツアー会社及びリーダーに対する苦情多く、リーダーも大変。
  国際感覚のない客を親切丁寧に世話してほしいとの甘えが強すぎるように思えた。  高齢者の中には海外には出るが、全く国際化していない人がまだまだ多いのにはがっかりする。
 しかし、柴ちゃんとしては100%ではないが、目的を達成でき満足な山登りであった。  と同時に、限界を再度思い知らされた登山でもあった。
  

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